2008年5月2日(金) 13:26

伊良部地区/「地域への貢献」がモットー

伊良部商工会青年部、今年で創立23年、役員ら活動に意欲 
新年度事業に意欲を示す商工会青年部のメンバー

新年度事業に意欲を示す商工会青年部のメンバー

 旧伊良部町時代に創立された伊良部商工会青年部(友利真海部長、部員十一人)は、今年で二十三年を迎えた。創立以来のモットーは「地域への貢献」。友利部長は「これからも地域貢献事業を活発化し、住民のために力を発揮したい。併せて青年部の躍進を続けたい」と決意を新たにする。  同部は、地域の発展に寄与することを目的に創立された。  今年度の基本方針は、地域の次世代を担う若人として、また、地域商工業後継者として自己研さんに励み、部員各自の事業所の発展を図ると共に、同部の特権である行動力と斬新な発想で、活力ある地域づくりのために積極的に活動する。  今年度事業計画では▽部員増強運動の推進▽研修事業および講習会などの開催▽他団体との交流会、親睦(しんぼく)事業の開催▽地域活動および奉仕活動▽観光開発事業の推進―を盛り込んだ。  友利部長は「環境問題やごみ問題が世界中で叫ばれている中、伊良部島も不法投棄が目に余る状況」と指摘。  その上で「地域住民のモラル向上を図るために、今年度は部員が一丸となって、環境問題に積極的に取り組んでいく。不法投棄を無くし、美(か)ぎ島・伊良部島を後世に残したい」と意欲を示した。  前年度に引き続き、主催事業の▽海底観光船体験乗船▽不法投棄防止の看板設置▽親子マリンフェスタ▽夜店祭り―を実施する。フェスタと祭りは、住民に大好評を博した。新年度は趣向を凝らし、にぎわいのあるイベントづくりの計画を練る。  友利部長は「イベントで参加者が喜ぶと、今後の活動にやる気が出る」と強調する。
  初出漁に向け準備、ミジュン漁とカツオ漁船
初出漁に向け大漁旗を揚げた昇栄丸

初出漁に向け大漁旗を揚げた昇栄丸

 初出漁に向けて、ミジュン(ミズン)漁を展開する漁船一隻と大物カツオ釣り漁をする一本釣りカツオ漁船一隻が準備に入っている。漁師らは「今年も大漁し、家族を喜ばせたい」と意気込む。  今月下旬から始まるミジュン漁を前に、漁師らは網を数十㍍広げ、網の破れた部分の修繕作業に取り組んでいる。   漁場は、主に伊良部島、宮古本島北部の海域。夜、集魚灯を照らし、網の中にミジュンの大群を誘って引き揚げる。操業は九月まで続く。宮古島の夏の風物詩の一つ。  ミジュン漁歴二十五年で、今期も現役で参加す仲地定さんは「大漁し、子供や孫たちを喜ばせたい」と語った。  一方、一本釣りカツオ漁船昇栄丸(一七㌧)はドッグ入りし、お色直しした。漁師らは、鮮やかな大漁旗をなびかせて祝宴を張った。  黒潮で北上してくる大物カツオの群れが、宮古近海に回遊するのは六月上旬ごろから。  昇栄丸の船主、奥原栄一さんは「一本カツオ漁業の伝統を守り、地域の水産業発展に貢献したい」と話した。
  白鳥崎岩礁、特異な自然造形美
眼下に広がる青い海

眼下に広がる青い海

 古い地質で変化に富んだ伊良部島と下地島の海岸には、珍岩・奇岩や岩礁性植物が多く観察される。海と陸の境界となる一周海岸を歩いて紹介する。  二つの島は、二百万―七百万年前にできた島尻層の上に、百万―二百万年前に琉球石灰岩が重なった地層で形成されているとされる。  古い琉球石灰岩は、白鳥崎石灰岩、下地島石灰岩と呼ばれている。  特に白鳥崎石灰岩は、風化や浸食が激しく、のこぎりの歯のようなとげとげしい岩が露出し、特異な地形が自然の造形美を織り成す。  伊良部の男性らは、突出した岩と岩の間を通り、海岸の先端部分で磯釣りを楽しんでいる。生活とかかわりのある岩礁である。  海岸前方には、青い海が広がり、漁船や大型貨客船などが行き交う。航路の向こう側には、池間島が浮かぶ。一幅の絵のようだ。海岸後方では海岸植物群落があり、白鳥崎は海と緑に挟まれた名勝地だ。  岩礁海岸一帯は、市天然記念物に指定されている。
  • 宮古島の人口

    平成29年2月1日現在

    宮古島市 54,102 人
    26,994 人
    27,108人
    世帯数 25,898軒
    多良間村 1,189 人
    640 人
    549 人
    世帯数 530 軒
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