「戦争のない平和な島を」／５・１５平和行進

コンビニ受診が急患外来で増加／適正利用呼び掛け
　全国的に問題視されている安易な時間外受診「コンビニ受診」が宮古病院救急外来でも増加している。同院救急室は本来、緊急治療や入院を要する重症患者が主な対象だが、深夜に「薬をもらいに」などの安易な受診が医師の過労を助長していると指摘する。同院は、各科外来や宮古島市休日夜間診療所の適正な利用を呼び掛けている。
（５月１７日掲載）
　
障害者らが記録に挑戦／スポーツ大会
　「第三回宮古地区障がい者スポーツ大会」が十七日、市陸上競技場で開催された。宮古島市と多良間村の障害者施設十六カ所から約三百五十人が出場。五十㍍から千五百㍍までの競走や、走り・立ち幅跳びなど男女十七競技種目で、障害や年齢別にタイムや距離を競った。大会には中学生を中心としたボランティア約五百人も参加し大会を支えた。
（５月１８日掲載）
　
平年より１０日遅く梅雨入り／宮古島地方
　沖縄気象台は十八日、「沖縄地方は梅雨入りしたと見られる」と発表した。平年より十日遅く、昨年より四日早い。宮古島地方は、近海にある前線の影響で曇りや雨の天気となった。
（５月１９日掲載）
　
新型インフル行動計画発表／宮古島市
　宮古島市の下地敏彦市長は、市新型インフルエンザ対策本部班長会議が十八日にまとめた対策行動計画を十九日、発表した。国内でも兵庫県や大阪府で感染者が確認されたことを受け、予定を早めて策定されたもので、国と県の行動計画を踏まえ、感染の拡大度合いに応じた市の対応策や市民への周知方法などを定めている。
（５月２０日掲載）
　
子牛１頭平均３０万円を割る／５月肉用牛競り
　宮古本島の五月期肉用牛競りが十九日、ＪＡおきなわ宮古家畜市場で開かれた。生後十二カ月以内の子牛一頭の平均価格が大暴落し、前月比四万七千円安の二十七万五千円となった。三十万円を割ったのは六年ぶり。経済不況の影響で、和牛の消費低迷が大きな要因とされる。
（５月２０日掲載）
　
入域観光客数前年比微増に／０８年度宮古
　宮古の二〇〇八年度入域観光客数は三十七万五千四百四十人で前年と比べ二千八百十人（〇・八％）の微増となった。上半期は好調に伸びたが、下半期の景気後退が足を引っ張った。今後も、景気や新型インフルエンザの影響で、厳しい状況が続く見通し。観光関連消費額は百九十二億一千四十一万六千円だった。
（５月２１日掲載）
　
宇宙で水鉄砲若田さん実験／宮工生が考案　
　国際宇宙ステーションで活動する日本人飛行士・若田光一さんが行う宇宙実験で、宮古工業高校三年生の下地優矢君と久貝博則君が考案した「水鉄砲」が採用され、十五日にシャトル船内で実験が行われた。水が水平に飛び出す様子などが宇宙航空研究開発機構のホームページで公開されている。
（５月２１日掲載）
　
マスク品切れ入荷めど無く／新型インフル影響
　新型インフルエンザの国内感染の影響で、宮古でもマスクが品切れ状態になっている。購入動機は、「本土に住む親族に送るため」が多い。メーカーの供給は大都市圏を優先しているとされ、平良のある薬局の場合は次回入荷のめどが立っていない。
（５月２２日掲載）
　
マンゴー園や大橋など視察／仲井真知事来島
　仲井真弘多知事が二十二日来島し、来月から収穫が始まるマンゴー畑などを視察した。仲井真知事は栽培農家を激励するとともに、産地偽装販売の再発防止に取り組んでいく考えを示した。伊良部大橋工事現場や地下ダム建設予定地なども視察した知事は「大きなプロジェクトが並行して進められている。宮古の将来の飛躍を暗示しているような印象を受けた」と述べた。
（５月２３日掲載）