交通違反反則金未納が大幅増加／宮古島署まとめ
　交通違反に伴う反則金の未納がここ数年大幅に増加している。宮古島警察署管内の反則金未納件数は二〇〇六年の一件から〇七年は二十二件となり、〇八年はさらに増えて七十二件となった。同署では「払わなくても逃げられるだろうと安易に考えている人が多い。悪質な未納者に対してはこれからさらに厳しい姿勢で対応する」と話した。
（７月１９日掲載）
　
積み残し解消ＪＴＡ臨時便／マンゴー
　島外出荷されるマンゴーの積み残しが十三日までに解消された。市内のある航空貨物取扱所によると、集荷は一日からピークに入り、最も多かった八日には一日に二千個を集荷。十二日以降は千百─千五百個に落ち着き、ＪＴＡが臨時便を運航した十三日からは、当日集荷分のすべてを積み込めるようになった。
（７月１９日掲載）
　
広大な干潟で浜競馬や角力／サニツ浜カーニバル
　干潟の祭典「第十九回サニツ浜カーニバル」が十九日、下地与那覇湾を舞台に開催。真夏の強い日差しが降り注ぐ中、多くの市民が、水中駅伝や十人十一脚競争など干潮で出現した約七百㌶の広大な砂地を利用したスポーツや宮古角力など計十一種目に汗を流した。浜競馬には日本中央競馬会（ＪＲＡ）元騎手の岡部幸雄氏が選手として出走し、観客を大いに盛り上げた。
（７月２０日掲載）
　
野原六段がＡ組で優勝／市長杯囲碁まつり
　宮古島市長杯２００９サマー囲碁まつりが十九日、市内のこすみ囲碁教室で行われた。強豪がそろったＡ組では野原常彰六段が優勝。Ｂ組（四、五段）は喜久川盛男五段、Ｃ組は平良秀夫初段が、それぞれ制した。平良初段は、二段に昇段した。会場は六十四人の参加でにぎわった。
（７月２０日掲載）
　
男性２人殺傷無職男を逮捕／宮古島署
　宮古島署は二十日午前五時十五分、殺人と殺人未遂の容疑で住所不定の無職、藤岡政則容疑者を緊急逮捕した。同署によると、藤岡容疑者は平良字下里にある麻雀クラブで、男性二人と口論となり、所持していた刃物で二人を刺した疑い。一人が死亡し、もう一人の男性は重傷を負った。　　　
（７月２２日掲載）
　
東京直行便就航２０周年／ＪＴＡ
　日本トランスオーシャン航空（ＪＴＡ）は東京直行便の就航から二十周年となった二十二日、宮古空港で関連行事を行った。大勢の関係者が、記念フライトの到着客をドリンクサービスなどで歓迎。上り便出発前のセレモニーでは宮古観光の発展を祈念した。
（７月２４日掲載）
　
宮古本島は㌧４００円統一／キビ搬出作業料
　平良地区さとうきび生産組合は二十三日、ＪＡおきなわ宮古地区本部で総代会を開いた。二〇一〇年産から本格適用されるサトウキビの新価格制度に対応するために規約の一部を変更。国の交付金受給対象要件を満たす基幹作業の委託料を確認し収穫におけるキビ山の搬出作業料はトン当たり四百円で合意した。平良以外の三組合も同額で了承しており、宮古本島内の作業料は四百円に統一された。伊良部は三百三十円。
（７月２４日掲載）
　
海水が上昇岸壁が浸水／高潮注意発表
　高潮の影響で二十三日午前七時ごろ、平良の狩俣漁港では、満潮時に海水が上昇。海水が岸壁の一部に流れ込んで浸水した。船舶や漁具などの被害はなかった。宮古島地方気象台は二十一日「高潮注意」を発表。満潮時前後、海岸付近や漁港の低地での浸水・冠水に注意するよう呼び掛けていた。
（７月２５日掲載）
　
クイチャーで五穀豊穣祈願／宮古島夏まつり
　宮古島夏まつり２００９が二十四日、二日間の日程で開幕した。初日の午前は、平良西里の漲水御嶽（うたき）と宮古神社で豊年祈願祭が行われた。女性たちがクイチャーを踊り、島の五穀豊穣（ほうじょう）と無病息災を祈願した。夕方からは各商店街で歩行者天国やアトラクションなどが行われ、にぎわった。
（７月２５日掲載）