「東の門」を２年ぶり再現／平良狩俣
　狩俣集落入口の「東の門」が４月２３日までに、琉球石灰岩の築造で２年ぶりに再現された。威風堂々の門に、住民らは「昔ながらの門が完成して、うれしい」と喜んでいる。古い写真を基に再現された「東の門」は、すべて石積みで、コンクリートは使われていない。（４月２４日掲載）
　
下地島空港の軍事利用反対／宮古大会に３０００人
　「米軍の普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に反対し国外・県外移設を求める宮古地区大会」が４月２５日午後３時から、カママ嶺公園多目的広場で開催された。実行委では２０００人以上の動員を目指していたが会場には約３０００人（主催者発表）の市民らが集まった。（４月２６日掲載）
　
小学生の部で池城君２連覇／本社杯将棋大会
　第１４回宮古毎日新聞社杯争奪全宮古少年少女将棋大会が４月２４日、平良港ターミナルビル２階で行われ、先を読みながらの一手一手の頭脳戦を展開した。熱戦の結果、小学生の部は池城健斗君（下地小６年）が２連覇を決め、中・高生の部は伊志嶺周斗君（平良中３年）が優勝した。（４月２６日掲載）
　
害虫の撲滅へ誘殺灯点灯式／きび防除推進協
　さとうきび土壌害虫防除推進協議会は４月２６日、県宮古事務所で２０１０年度誘殺灯の点灯式を開いた。今年度は固定式、可動式合わせて２１８７基を設置。サトウキビの生育を阻害する害虫の撲滅に向け決意を新たにした。誘殺灯によるアオドウガネ防除（捕獲）は前年度６６４万７０３０匹。毎年減少しており、着実な成果を挙げている。（４月２７日掲載）
　
総予算８１億円 前年比を確保／県農林水産費
　県宮古農林水産振興センターは４月２６日、２０１０年度農林水産関係公共工事予算の宮古地域配分予定額を発表した。全国的に予算が抑制されていて、県でも前年比の８割程度にとどまっている中、宮古地区では総予算は億１２４３万５０００円で、前年比１０１％を確保した。（４月２７日掲載）
　
畜舎を一斉消毒口蹄疫侵入防止／セリ市場で出発式
　宮古家畜保健衛生所は４月２７日、約１２００戸の畜産農家を対象に口蹄（こうてい）疫侵入防止の一斉消毒を行った。実施に先立ち宮古和牛改良組合、生産部会員ら約７０人が参加し、宮古家畜セリ市場で出発式が開かれ、消毒薬の噴霧方法や踏込消毒槽の設置などについて説明が行われた。（４月２８日掲載）
　
宮古地区は４人が受章／春の叙勲
　政府は４月２９日付で、２０１０年春の叙勲受章者を発表した。宮古地区の受章者は４人で、各分野での長年の功績が評価された。県内の受章者は旭日章２１人、瑞宝章２９人の計５０人。叙勲は国家または公共のために功労のあった人を対象に発令している。（４月２９日掲載）
　
天然記念物を伐採、１８カ所／テンノウメ
　県指定の天然記念物、東平安名崎のテンノウメ群落の一部が切り取られていることが２８日、分かった。同岬の地質調査をしていた市文化財係の職員らが発見した。群落には盗伐された跡が１８カ所。茎が明らかに刃物で切られており、盗伐跡は大きいところで直径４０㌢ほどある。（４月３０日掲載）
　
伊良部中がＶ県中学バレー／豊見城を破る
　第５０回全沖縄中学校バレーボール選手権大会は４月２９日、西原町民体育館で男女の決勝を行い、男子は伊良部が２―０のストレートで豊見城を下し優勝を決めた。決勝は豊見城との対戦。波に乗った伊良部は第１セットを２５―１９、第２セットも２５―１３と相手を圧倒し、優勝を果たした。（４月３０日掲載）
　
入域観光客数３万８千人減／０９年度宮古島
　２００９年度の宮古島への入域観光客数は３３万７３５６人で、前年度実績３７万５４４０人と比較して３万８０８４人、１０・１％の大幅な減少を記録したことが市観光商工局のまとめで明らかになった。世界同時不況に伴う全国的な景気の悪化、新型インフルエンザの流行が主な要因と分析した。（５月１日掲載）