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スポーツ 社会・全般
2010年8月23日(月)13:31

深紅の大旗 沖縄に/興南、がい旋/全国高校野球

甲子園で2度マウンドに立った下地中出身の川満昂弥投手=22日午後、興南高校
甲子園で2度マウンドに立った下地中出身の川満昂弥投手=22日午後、興南高校

「宮古の応援感謝」川満投手
【那覇支社】第92回全国高校野球選手権大会で初優勝し、春夏連覇を成し遂げた興南高校ナインが22日午後7時30分すぎ、那覇空港に凱旋した。到着ロビーには県民の悲願を達成した選手たちを一目見ようと2000人を超えるファンや学校関係者らが詰め掛け、初めて沖縄に渡った深紅の大優勝旗と選手、監督を大きな拍手と指笛で出迎えた。

  

 「よくやった」「おめでとう」-。チームはこの日夜、那覇空港に到着。優勝旗を掲げた我如古盛次主将やエースの島袋洋奨投手らが姿を見せるとカメラのフラッシュが一斉に炊かれ、到着ロビーは歓喜の渦に包まれた。
 
 午後9時からは同校体育館で優勝報告会を開いた。我喜屋優監督は「深紅の大優勝旗を沖縄にお連れすることができた」と感慨深げ。我如古主将も「この優勝旗は沖縄県すべての人の力で勝ち取った」と応援に感謝した。
 
 下地中出身の川満昂弥(たかや)投手は「良い先輩たちに恵まれて、2回も優勝できたのは自分の中でも大きな財産になる。これからのスタートは自分が引っ張って行くつもりで頑張りたい。宮古の皆様の応援で優勝できたと思うので故郷に帰ったら『ありがとう』と言いたい」と話した。 
 興南は昨年の春選抜から4大会連続で甲子園に出場。昨年は春、夏とも1回戦で敗退したが課題を克服した今年の選抜では次々と強豪を破り初優勝を成し遂げた。
 
 今大会は「打倒島袋」「打倒興南」が全国の高校球児の合い言葉となった。
 受けて立つ興南は、投打がかみ合った王者の野球を展開。リードされても落ち着いた試合運びで常に試合の主導権を握り、ついに県民悲願の夏制覇を成し遂げた。


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