2010年9月11日(土) 8:36

「ハーバード白熱教室」

 去る4月NHKはハーバード大学マイケル・サンデル教授の授業「ハーバード白熱教室」を紹介した。この授業は同大学の劇場でもある大教室を毎回1000人を超える学生で満たすほどの大人気だと言う     ▼ 創立1636年の長い歴史を誇る大学の講座の中で受講した学生数が最高記録を更新した教授の授業(政治哲学)は「Justice(正義)」がテーマ。同大学の講座は非公開が原則だが教授の授業は人気が高く大学は一般の目にも公開    ▼かくてNHKと東京大学は特別講義「ハーバード白熱教室 in Japan」を開催。講義にはNHKが一般から公募した550人と東大生350人等が1100人も参加     ▼講義は教授が質問し参加者が答える問答形式。「イチローの年俸は教師の400倍でオバマ大統領の�倍。イチローがオバマ大統領よりも稼ぐことは公平か?」「高額所得者の利益を国の権利で再分配することは正当か」など質問は意表を突く     ▼日々の生活の中で直面する疑問を通して教授は「君ならどうするか? 何が正しい行いなのか? その理由は?」と投げかけ活発な議論を引き出して判断の正当性を問いただす    ▼特別講義では幸福を最大化する。人間の尊厳を尊重する。美徳を尊重するという哲学者の考え方も解説。哲学は日常的な考え方の中にあることを教授は示したとメディアは熱く伝えている。