03/29
2024
Fri
旧暦:2月20日 先負 壬 
産業・経済 社会・全般
2010年10月5日(火)9:00

仲原地下ダムが着工/国営かんがい排水事業

ビッグプロジェクト本格化


 宮古伊良部地区国営かんがい排水事業で、仲原地下ダムが着工した。沖縄総合事務局がこのほど、止水壁の一部の工事を発注し間組・大城組JV(共同企業体)が落札した。落札額は、4億1397万円。総事業費523億円のビッグプロジェクトは、仲原ダムの着工で本格化した。


 地下ダムは、海に流れ出ている地下水を止水壁でせき止めてためる構造。今回は止水壁の計画延長2350㍍のうち、126㍍を発注した。場所は城辺友利地内。有効貯水量は920万㌧と、宮古の既存3、計画2の5ダムのうち最大規模となる。


 宮古伊良部地区国営かんがい排水事業は、宮古島における十分なかんがい用水の確保や、伊良部島での宮古島と同様な水利用農業の実現を目的とする。


 伊良部島への水は、仲原ダムから建設中の伊良部大橋を通して送る。
 同事業では仲原ダムのほかに、保良ダムや牧山ファームボンド(伊良部)、宮古吐水槽(野原岳)などを整備する。


 仲原ダムの水は宮古吐水槽にためて、牧山ファームポンドに自然流下させる設計。用水路は、約55㌔を敷設する。工期は2009年~2020年までの12年間を予定している。


 ダム別の有効貯水量は既存の砂川が680万㌧、福里760万㌧、皆福40万㌧、新たに整備する仲原が920万㌧、保良160万㌧で合計2560万㌧。サトウキビや施設野菜、果樹などに年中使える水量確保が可能になるという。


カテゴリー一覧

観光関係

2024年3月24日(日)8:59
8:59

きれいな前浜宣言へ

海びらき向けビーチ清掃/宮古島観光協   宮古島観光協会(吉井良介会長)は23日、与那覇前浜ビーチで31日に開催する「2024海族まつり・第46回サンゴの楽園未来まで集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」に向けてビーチクリーンアップ活動を同ビーチで行った。会…

2024年2月22日(木)8:59
8:59

市に地域創生金賞/楽天トラベルアワード

市長「知名度さらに」/2宿泊施設も高評価   楽天グループが運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」はこのほど、国内の登録宿泊施設や自治体を表彰する「楽天トラベルアワード2023」を発表した。宮古島市が「楽天トラベル地域創生賞ゴールドアワード」を受賞…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!