2010年11月19日(金) 23:00

下地島空港(行雲流水)

 メディアによると去る11日の衆議院安全保障委員会で北沢防衛大臣は「(下地島空港は)防衛省・自衛隊としては大変魅力あるもの。実際に活用できるかどうか検討したい」と述べている



▼連立与党の国民新党議員に対する答弁である。同議員は与那国島への自衛隊配備に賛意を示し「宮古にも哨戒艇や海上自衛隊の配備強化が必要になる。下地島空港も自衛隊が活用し役割を担うことも必要だ」と政府に進言したという


▼1971年。時の琉球政府屋良朝苗主席は下地島空港は航空訓練と民間航空以外に使用する目的はなくこれ以外の目的使用を琉球政府(現沖縄県)に命令する法令上の根拠はない旨の「覚え書き」を日本政府と結んでいる


▼受けて県議会も1979年「自衛隊機等の軍事利用はさせない」との付帯決議を採択。一方旧伊良部町議会は2001年同空港での自衛隊訓練の誘致を決議。2005年3月16日の町議会でも誘致が取りざたされた


▼しかし素早く開催された住民説明会では反対意見が続出。同月25日の臨時町議会は自衛隊誘致を取り下げたばかりか2001年の誘致決議も16対1の圧倒差で白紙撤回した


▼今や下地島空港の自衛隊利用を望む住民は皆無に近いはずである。それなのに郷里が誇る国会議員様が結果として普天間爆音被害と同一現実になるような自衛隊配備を政府に進言するとは…??