教育・文化 社会・全般
2010年12月24日(金)9:00
ネット電話で国際交流/西辺小5年
ロスの友達と画面で再会
西辺小学校(宮國芳美校長)の5年生が22日、授業の一環としてインターネット電話を使ってアメリカ・ロサンゼルスにいる友人と顔を見ながらリアルタイムで話をして、海外を身近に感じる体験を行った。
インターネット電話で会話をした相手は、今年の夏に同小学校に約2週間、体験入学をしていたロサンゼルス在住の岩﨑省吾君(小学5年生)。児童たちは一人ずつウェブカメラを付けたパソコンの前に座り、今の気候や日本との時差、休みの日に楽しむ遊びなどアメリカでの暮らしぶりについて岩﨑君に質問。順番を待つ児童はプロジェクターで大写しされた岩﨑君が質問に答える様子などを見ていた。
話をした下地里樹君は「日本とアメリカは飛行機で8時間くらいかかるほど離れているのに、パソコンで話ができるのはすごいと思った」と感想を語った。宮國校長は「子どもたちが、省吾君を通じてアメリカを身近に感じたり、話を聞くことで国際理解を広げてほしい」と今回の取り組みの意義を語った。