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2011年1月18日(火) 9:00

花の王国造成など35事業/宮古島市

活性化交付金5億円余で


 宮古島市は17日、2010年度の政府補正予算で決定した地域活性化交付金を使って実施する事業を発表した。交付金総額は5億5578万円。うち、地域の活性化ニーズに応じて実施する「きめ細かな交付金」では、花の王国造成や通り池のトイレ整備など計35事業、住民生活の大事な分野に取り組む「住民生活に光をそそぐ交付金」では、障害者就労支援や市立図書館の図書充実など計5事業をそれぞれ実施する。


 交付金は、市の10年度予算に補正予算として追加される。事業は、基本的には同年度中(今年3月末まで)に実施するが、年度末が迫ってきていることから大半の事業は次年度に繰り越される予定。
 「きめ細かな交付金」は総額5億916万円。事業費の95~97%が国の補助で市の財政負担は3~5%。「光をそそぐ交付金」は4661万円で100%国の補助となる。



 交付金の算定額は、算定基礎となる離島・過疎地域に加えて宮古島市は▽合併していること▽財政状況がぜい弱なこと―なども反映されて県内41市町村では最も多い。
 下地敏彦市長は「今回の交付金では、市民から要望が多かったが、これまでなかなか取り組めなかった事業を重点的に実施する」と述べた。



 ただ、DV対策や障害者就労支援及び就労定着相談事務、市立図書館資料充実、発達障害児支援強化などの福祉面の充実を盛り込んだソフト事業「光をそそぐ交付金」については、国の要綱がまだ固まっていないとして、事業が修正される可能性があるとしている。
 計画されている各事業は、今月25日に予定されている市議会臨時会に上程され承認を受ける。


 ●きめ細かな交付金● 2010年10月に閣議決定された緊急総合経済対策において、新たな交付金を創設し、地域の活性化ニーズに応じて各自治体がきめ細かな事業を実施できるよう支援を行うとされたことを踏まえ創設された。
 ●住民生活に光をそそぐ交付金● 緊急総合経済対策において、これまで住民生活にとって大事な分野でありながら、光が十分に当てられてこなかった分野に対する地方の取り組みを支援するとされたことを踏まえ創設された交付金。