「飲酒運転絶対しない」/6社が宮古島署に宣言文
宮古地区の企業6社が1日、宮古島署の島袋令署長に飲酒運転根絶の宣言文を提出した。6社の社員118人が署名したもので「酒を飲んだら絶対運転しない」など5項目が明記されている。宮古タクシー事業協同組合に続くもので同署では今後、全企業に宣言の輪が広がっていけばと期待している。
宣言文を提出したのは、地域交通安全活動推進員のメンバーが社長や代表者などを務めている企業で▽東和(新城浩吉社長)▽新孝自動車(新里孝行社長)▽宮古給油所(神里恵亮代表社員)▽昭和建設工業(川田義徳社長)▽紗麗人(シャレード、楚南和英代表)▽ニューサウスウインド(砂川盛三社長)-。同推進員の新城会長が、家庭や職場、地域が一体となって飲酒運転を根絶するため①運転するひとには絶対に酒を勧めない②酒を飲んで運転する人には絶対に車を貸さない-などと書かれた宣言文を読み上げた。
島袋署長は「皆さんの決意が地域全体に広がっていき、飲酒運転の根絶につながることを期待している」、地区交通安全協会の宮里敏男会長は「皆さんの行動を見習って全事業所が宣言することを期待したい」とそれぞれあいさつした。