04/24
2024
Wed
旧暦:3月16日 赤口 戊 
イベント 社会・全般
2011年3月14日(月)9:00

知念六段が初優勝/本社 第33期宮古本因坊戦

プレーオフの熱戦制す


優勝トロフィーを手に喜びの知念六段 =13日、こすみ囲碁教室

優勝トロフィーを手に喜びの知念六段 =13日、こすみ囲碁教室

 第33期宮古本因坊戦(主催・宮古毎日新聞社、主管・日本棋院平良支部、協賛・こすみ囲碁教室)の決勝リーグが13日、同教室で行われ、知念一将六段が初優勝した。プレーオフにもつれ込む熱戦を制した。


 決勝リーグの参加者は本因坊の石垣信秀六段、池間博美六段、平良博彦六段、知念一将六段の4人。

 1回戦の平良-知念戦は、白番の知念が厚く打ち進め、押し切った。注目の一番、池間-石垣戦は、白番の石垣が勝った。

 2回戦は、1回戦の勝者と敗者が対戦した。
 石垣-平良は、白番の平良が相手の見落しに乗じて、中央の石を取り勝負を決めた。知念-池間は、白番の池間が中盤以降、手堅く打ち進め中押し勝ち。

 2回戦を終わった時点で、4人が1勝1敗で並ぶ熱戦となった。
 最終の3回戦は、池間-平良、知念-石垣の組み合わせ。池間-平良戦は、平良が中盤のコウ争いで石を取ってやや打ちやすい碁形となり、4目半差で逃げ切った。

 知念-石垣戦は、黒番の知念が地を大きくまとめ、中押しで勝った。
 プレーオフの大一番は、平良-知念の対戦。序盤は黒番平良の模様に、白は地で対抗。その後、しのぎとヨセで二転三転した碁は、白番の知念が3目半残した。

 知念は「初優勝は、うれしい。今後は宮古本因坊の2連覇と、県代表の座を目指したい」と喜びを語った。

 閉会式で、平良覚宮古毎日新聞社長は「2週にわたり、熱戦を見せていただいた。今回は池間さんの23年ぶりの復帰や、那覇に住む石垣さんの参加など、話題の多い大会だった。知念さんには宮古囲碁界の発展のために、今後とも頑張っていただきたい」とあいさつした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!