2011年3月20日(日) 9:00

避難するなら宮古へ/オペラ歌手・中丸三千繪さん

被災した母連れ来島


茨城県から避難のため来島している中丸さん親子=19日、来間島のペンション

茨城県から避難のため来島している中丸さん親子=19日、来間島のペンション

 世界的なオペラ歌手で、宮古島大使でもある中丸三千繪さんが、東日本大震災で被災した茨城県在住の母・アイ子さん(84)とともに避難のため18日夜に来島、来間島のペンションに滞在している。


 アイ子さんが一人暮らしていた茨城県西部では今回の震災で震度6強を記録。家屋崩壊などはなかったが室内の多くのものが倒れ、水道がストップした。「こんな大きな地震は初めて。思い出すと今までも震えてしまう」と震災の恐怖を語る。


 震災発生をタイで知った三千繪さんは15日に帰国すると、東京に住む長女宅へ避難していたアイ子さんを連れ、宮古へ来た。「母は足が不自由なので、何かあったときに動けない。どこかに避難するのなら宮古島と思った」と三千繪さんは言う。


 しばらくは宮古に滞在するというアイ子さん。「命が助かっただけでありがたいと思っている。宮古は静かで良いところ。落ち着くまで気長に待ちたい」との思いを示した。