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2011年3月27日(日) 9:00

「被災者のために働く」/ゲストハウス風屋

1カ月の売上げ全額を義援金に


玄関に置かれた募金箱と鏡に映る横断幕=26日、宮古島ゲストハウス風屋

玄関に置かれた募金箱と鏡に映る横断幕=26日、宮古島ゲストハウス風屋

 市内でゲストハウス風屋を営む植田弘一・由紀さん夫妻が26日、東北地方太平洋沖地震の被災者に送る義援金の募金を始めた。この日から来月25日までの1カ月間、宿泊や飲食などの代金を宿泊客らに募金箱に入れてもらい、全額を義援金として送る。目標額は100万円。


 管理人の飛鷹勇二郎さんや友人らと話し合い「1カ月間被災者のために働こう」と決め、実行に移した。飛鷹さんは阪神淡路大震災で親族が被災した経験を持つ。


 被災地の報道を見て「何かできないか。何かやりたい」と考えていた。ボランティアで被災地に行くか、被災者に客室の一部を提供できないかなどと考えた末「宮古でできることをやろう」と決めた。


 手作りの義援金募金箱が置かれた玄関には「完全チャリティー営業中! 4月25日までの売り上げ100%被災地に募金します」と書かれた横断幕が張られている。


 植田由紀さんは「(震災で)キャンセルもあり、予約も減ったが、この1カ月間は全力で取り組みたい」と話した。


 集められた義援金は宮古島観光協会に託し、日本赤十字県支部を通して被災地に送る。