2011年4月4日(月) 22:50

ダークダックス(行雲流水)

 ロシア民謡をはじめ叙情歌など幅広いジャンルの楽曲を重厚なハーモニーで歌い、多くのファンを魅了してきたダークダックスだが、マンガさん(佐々木行)の病気と、バクさん(高見澤宏)の逝去のため活動に区切りをつけることになり、先日のNHK番組「ありがとう!ダークダックス~激動の昭和・平成を歩んだ60年」の番組が最後の舞台となった



▼昭和30年代、ロシア民謡がブームになり、ダークダックスが歌い、歌声喫茶「灯」では多くの若者が歌い、励ましあった。やがて、それは歌声運動となり、全国に広がった。ここ宮古でもブームになり、私の勤めていた職場では、昼食時、木陰に集い「トロイカ」や「カチューシャ」などを歌った。宴会では全員でロシア民謡の「仕事の歌」を斉唱、幕開けにした


▼ダークダックスは美しい歌が好きなメンバーだったので、童謡や叙情歌、山の歌等をレパートリーに入れるようになる。「里の秋」、「雪山讃歌」、「あざみの歌」など、歌った楽曲は5000曲を超えるという。「北上夜曲」や「青葉城恋唄」、「花のメルヘン」を世に広げた功績も大きい


▼ロシアからは招待されて歌い、海外演奏では必ず「荒城の月」と「故郷」を歌い、国際交流を果たした


▼ゲタさん(喜早哲)は「絆こそ僕らの生涯の財産だ」と書いている。彼らは、人間的な魅力でも人を引きつけた


▼彼らのテーマ曲「銀色の道」は次のように歌いだす。「遠い遠いはるかな道は/冬の嵐が吹いてるが/谷間の春は花が咲いてる-」
水しぶきに歓声