教師力、学校力向上に意欲

野原 敏之さん（５８歳）

　新しい宮古教育事務所長として「心のみやこ」と「学びのみやこ」の推進を掲げる。

　抱負については「人づくり、学校づくりが大切。教師の人間力を高め、さらに豊かな心、確かな学力、健やかな体など生きる力を身につけた児童生徒の育成を図る学校づくりに取り組みたい」と述べた。

　具体的な取り組みとして、「心のみやこ」は凡事徹底。「学びのみやこ」については授業改善などを図っていくとしている。　

　就任後、同所の職員に対しては「宮古の現状を踏まえ課題の解決に向けて常に新しい情報を発信し、指導助言などを積極的に行っていこう」と呼び掛けた。

　新所長として日常の過ごし方については「これまでの生活スタイルを崩さずに毎日のジョギングを継続していきたい。常に健康づくりにも励みながら宮古の教育発展のために頑張りたい」と笑顔で話した。

　野原　敏之（のはら・としゆき）１９５２（昭和27）年８月18日生まれ。58歳。城辺字友利出身。琉球大学教育学部体育科卒。１９７７年、教員採用され、竹富町立西表中学校に赴任。97年、市教育委員会主幹、２００３年に池間中学校校長、07年平良中学校校長、11年に宮古教育事務所長。趣味はゴルフ、釣り。