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2011年5月11日(水) 23:29

気管支喘息(行雲流水)

 Aさんは50代前半のころ行きつけの内科医から「気管支喘息」と診断された。冷たい飲み物を一気に飲みほしたり気候が急変したりするとAさんは息をつまらせ会話はとぎれとぎれになり呼吸音はゼーゼーと苦しそうに鳴る


▼同座のたばこの副流煙の受動喫煙の場合もそうなる。すかさずAさんは胸ポケットから「ステロイド薬」吸入器を取り出すと瞬時に口にくわえシューと噴射して吸いこむ


▼すると先ほどまでの喘息特有の症状はまるで嘘であったかのように治まりAさんは笑顔を取り戻す。Aさんにとって「ステロイド吸入器」は携帯不可欠の緊急必需品となった。予備用に4、5本は常に確保していた


▼それでも年に2、3回は吸入器では鎮静できないほど喘息発作は悪化し病院に急行した。点滴で4、5時間もベッドに横たわったりした。そんなある日AさんはNHK放映の「健康ツボ体操」を偶然目にした


▼そして第二の心臓といわれる「足裏」の親指と人差し指近くのツボが喘息の症状改善の「反射区」であることを知った。教示した講師は台湾出身のハリ治療で著名な邱淑恵さん


▼そのツボを刺激する方法としてイボ付きのスリッパを履くこともすすめていた。Aさんは実行した。常にイボ付きスリッパを履いた。以来3年間喘息の発作は一度も起きず、予備の吸入器も減らず未使用のままだという。