宮古毎日新聞(電子板)の試読はこちらから|宮古毎日新聞社

2011年6月4日(土) 23:04

5月29日~6月4日

ニュースウィークリー
5月29日~6月4日


農作物に甚大な被害/台風2号

 28日の宮古島地方は午後から、台風2号の強風が吹き荒れ、農作物に甚大な被害が出た。空の便は昼前から、海の便は朝から全便欠航し、利用者の足を止めた。停電や電話の不通が発生し、市民の生活に影響した。宮古島市は午前7時に台風災害警戒本部を設置した。(5月29日掲載)



葉タバコ全滅、農作物被害拡大/台風2号

 宮古島地方を約6時間暴風域に巻き込んだ台風2号による農林水産物の被害が拡大している。収穫最盛期だった葉タバコはほぼ全滅、サトウキビは梢頭部の折損被害が各地で相次いでいる。マンゴーの落果やハウス損壊も発生するなど台風が残した爪跡は大きい。宮古農林水産振興センターの被害速報によると、被害総額は9億9400万円に上る。台風の最大瞬間風速は5月では過去最高の50・4㍍を観測。停電は1万8000世帯に及んだ。(5月31日掲載)


小学校も適正化へ/学校規模適正化

 市教育委員会は30日、臨時の委員会を開き学校規模適正化検討委員会の答申内容について最終協議を行い方針を決定した。同検討委では具体的内容が盛り込まれなかった小学校の規模適正化について「中学校と並行して進める」との方針となり、小学校の具体的な統合案などの協議は同委員会で行っていくとしている。(5月31日掲載)


被害農家に早急な救済を/与党市議団要請

 宮古島市議会与党議員団は31日、台風2号で被害を受けた農家の早急な救済を長濱政治副市長に要請した。5月28日に上陸した台風2号の農作物への被害額は、宮古農林水産振興センターの速報で総額が9億9400万円に上る。この被害を受け、与党議員団は同日午前に会議を開き、市への緊急要請を決めた。要請では6月の補正に農家救済の予算計上などを求めた。(6月1日掲載)


上地さん最優秀賞/JA女性部発表

 JA女性部組織活動体験発表(5月27日、宜野湾市)で、JAおきなわ宮古地区女性部の上地洋美部長が最優秀賞を受賞し、九州大会への出場権を獲得した。「普段の活動をありのままにつづった。まさか受賞できるとは」と31日、喜びを報告。九州に向けては「私たちの活動を知ってもらうために堂々と発表したい」と抱負を語った。(6月1日掲載)


優秀成績の農家を表彰/野菜 果樹生産出荷連絡協

 宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会の定期総会が1日、JAおきなわ宮古地区本部ホールで行われ、2010年度収支決算書など3議案を全会一致で承認した。10年度農産物は総出荷量1872㌧、総販売額6億8092万円の実績があった。席上、新里智彦さんら22個人、3団体が優秀成績で表彰された。(6月2日掲載)


膨らむ赤字経営を圧迫/コーラル社

 宮古島市などが出資する第三セクターのコーラル・ベジタブル社の資金繰り悪化が、本紙の取材で1日までに分かった。借金返済が4カ月ほど前から滞り、原料(アロエベラ)代金の支払いも遅れている。砂川佳一会長は再建に向け、市と協議に入った。2010年8月末の累積赤字は、資本金の6650万円を2350万円上回る約9000万円。(6月2日掲載)


農業生産額145億円/市農政課が初調査

 宮古島市農政課の調査によると、2009年度の管内の農業生産額は145億6575万円となった。05年度の120億7000万円と比べると、24億9575万円(20・6%)の増加。11年度を目標年次とする生産振興計画に示された175億円の83%に達した。サトウキビ、葉タバコ、野菜、果実、肉用牛の5品目で全体の98%を占める。(6月3日掲載)


地元産は2割以下/学校給食食材

 宮古の学校給食で使用される県産品の食材が全体の22・2%にとどまることが県流通政策課のまとめで分かった。宮古、多良間産に限定すれば20%以下になるとみられる。使用率は県内最低で、県平均の32・3%を10ポイント以上も下回る。他地区と比べて、給食における地産地消が進んでいない実態が浮き彫りとなった。(6月3日掲載)


葉タバコの損害16億円/台風2号被害

 先月28日に直撃した台風2号の強風で壊滅的な被害を受けた葉タバコの被害額が16億1000万円に上ることが県たばこ耕作組合などの調べで分かった。15億円以上の被害は初めて。同組合によると、重量比では50%以上の葉タバコが被害に遭っているという。砂川栄一組合長は「半分以上が被害に遭った。過去に例がない台風だけにどうしようもない」と話した。(6月4日掲載)


渡船補償金の基準再検討へ/大橋建設推進会議

 伊良部大橋建設推進会議が3日、県宮古合同庁舎で開かれた。大橋開通で伊良部~平良間の離島航路が閉鎖されることから、市側が渡船補償金(見舞金)などについて報告した。市側は「大橋完成が2013年3月から14年3月に先送りされたので、補償金の算定基準を改めて検討する必要がある」と説明した。会議後、参加者らは大橋建設現場を視察。5月末の進捗状況は、宮古本島側の橋脚50基のうち32基が完成し、進捗率は64%。(6月4日掲載)