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産業・経済
2011年7月7日(木)9:00

出荷量、額ともに全体の5割以上/JAかぼちゃ専門部会

2010年作の生産販売概況などを確認した報告会=6日、伊良部東地区改善センター

2010年作の生産販売概況などを確認した報告会=6日、伊良部東地区改善センター

 JA宮古地区かぼちゃ専門部会(川満幸一部会長)は6日、主産地である伊良部の東地区改善センターで2010年作の出荷報告会を開いた。伊良部の販売額は8178万円で、JA宮古地区全体1億4999万円の5割以上。出荷量も210㌧と5割以上を占めた。年内に始まるサトウキビ収穫後の畑を有効利用できる有利性もあり、生産を活発にしている。11年作の全体の出荷は860㌧を目指す。


 平良、城辺、上野、下地、伊良部、多良間6支部合計の出荷量は、前年比33・4%減の387㌧。販売額1億4999万円は、同比27・2%減だった。昨年10月の台風14号に伴う10㌶の植え替えや、年明けからの曇天続きによる着花不良などが影響した。

 川満部会長は「10年作は、曇天が続き思うようにいかなかった。11年作はみんなで知恵を出し、目標を達成しよう」と呼び掛けた。

 販売面はキロ単価387円と、比較的高値。品質については県野菜品評会で平良廣之さん(城辺支部)が金賞、下地剛さん(伊良部支部)が銀賞を受賞し、宮古産カボチャの品質の良さを示した。

 カボチャは、拠点産地に認定されている作物。ブランド化に向けては、生産拡大に取り組むとしている。

 11年作の重点実施事項には①暴風垣、しき草の完全実施による秀品率の向上②大玉生産出荷率の向上-などを挙げている。

 10年作の支部別生産額と販売量は次の通り。
 平良26㌧(1094万円)城辺25㌧(926万円)上野24㌧(965万円)下地51㌧(1885万円)伊良部支部210㌧(8178万円)多良間48㌧(1949万円)。


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