宮古毎日新聞(電子板)の試読はこちらから|宮古毎日新聞社

2011年9月22日(木) 9:00

発掘調査展が開幕/市総合博物館

イノシシの骨、勾玉など展示


約1万~8600年前のツヅピスキアブから出土したイノシシの骨=21日、市総合博物館

約1万~8600年前のツヅピスキアブから出土したイノシシの骨=21日、市総合博物館

 市総合博物館(奥平徳松館長)で21日、市教育委員会が2008~10年度の3年にわたって発掘調査した成果を紹介する「発掘調査展」が開幕した。約1万~8600年前のツヅピスキアブ(平良の大原南公園内)から出土したイノシシの骨やチャート(石)などが展示されており、来場者らは、いにしえの人々に思いをはせていた。今回の出土資料は初公開。10月2日まで。



 先史時代は二つの時期に分けられ、一つは約4250~3250年前の時期を下田原期、もう一つは約2900~1900年前の時期を無土器期とそれぞれ称している。


 市教育委員会は、300~200年前の墓の跡である北久場間岩陰墓(城辺保良)、700~600年前の遺跡である大嶽城跡(上野野原)など計8カ所で調査を実施した。


 特別展示室では、平良の盛加越公園内の古墓から出土したヒスイ製勾玉・ガラス製小玉、城辺保良の古墓から出土し副葬品とみられる中国北宋時代の銭貨「崇寧重寳」(1102~1106年鋳造)、中国産の青磁皿なとが展示されている。


 調査展に関連した講座は10月1日午後2時から、同博物館で開かれる。


 問い合わせは同博物館(73・0567)へ。