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2011年9月28日(水) 22:34

児童虐待防止のためには、親の幸せな結婚生活が必要です

日本親業協会親業インストラクター 福里 盛雄


1 幸せな結婚は、相手の賢い選択による


 人は幸せな結婚生活をするためには、結婚相手を選択するに当たって、積極的に理性を働かさなければなりません。恋愛は男と女を、盲目にすると言われています。そして「アバタモエクボ」となり、すべてが、美しく、すべてがバラ色に輝いて見えます。そして、2人はロマンチストになります。2人は他人の正しい助言にも耳を傾けません。そして、自分たちでつくりあげたロマンチックな感情に浸ってしまいます。しかし、恋愛中のロマンチックな感情には、数人の悪魔が住んでいると言われています。その悪魔たちが幸せな結婚生活をさせないように結婚の入り口、すなわち、相手を選択する恋愛の過程で相互の正しい判断を妨げます。その悪魔たちは、男女が不幸な結婚をして嘆き悲しんでいると、地獄の底から喜びの大喝采をするのです。



2 その数人の悪魔の例


 一人目の悪魔、男女を甘いロマンチックな感情に酔わす悪魔、単に甘い甘いロマンチックな感情によって結婚すると、そのことが2人を完全に裏切って不幸にさせる場合があります。「結婚は人生の墓場だ」と嘆き悲しむ夫婦は、結婚の入り口で相手の選択に甘いロマンチックな感情に大きく左右されたからです。その悪魔たちが、幸せな結婚をさせないように、結婚の入り口、すなわち相手の選択する恋愛の過程において男と女の正しい判断に基づく相手の選択を狂わせます。例えば、相手を理想化させる悪魔は、相手を完璧な方だと思い込ませ、この人と結婚すれば、私の結婚生活は幸せになれると確信させ、男と女を盲目にさせる。このような誤解によって結婚していくと、その結婚は大変な困難に遭遇し、その結婚は破綻してしまいがちです。この世には完璧な男女なんていません。たとえその期待通りに完璧な相手であったとしても、そのような人との結婚生活は窮屈であり、いずれその結婚は長続きしないで離婚に至るでしょう。


 いつもその人のそばにいたいと思いを持たせる人というのは、完璧な人でなく、ときには子供っぽさを表す人なのです。このような人との生活は、心も疲れず安心します。


 二人目の悪魔は、私の愛はどんな相手でも変えるという自信過剰を与える悪魔です。


 この悪魔に誘惑されて結婚していくと、もしも相手が変わらなければ、自分たちの結婚は失敗だったと離婚を決意する。人を変えることは、その人が自ら変わる意志がなければ困難です。その人のそのままを受け入れることができないなら結婚は諦めたほうがよいでしょう。このような結婚生活は、相手の望む通りに変えられたくないと、相手の指示、強圧力に抵抗するでしょう。それに対して、相手が変わらないと愛情を持つことができなくなり、毎日が冷戦の生活となり、いずれ離婚を考えるようになります。


 三人目の悪魔は、2人が異なった考え方、感じ方、すなわち価値観が異なっていても愛があればそんな相異は乗り越えて幸せな結婚生活を築くことができるという悪魔。人の価値観はその人の生きる基本です。価値観の異なる者同士の同居生活は、何かにつけて、意見の対立を生じさせます。意見の厳しい対立は、夫婦の間に憎しみと相手に対する尊敬の念を失わせ、夫婦を冷戦状態の中に閉じこめます。ですから、夫婦は同じ価値観を共有しなければなりません。夫婦は恋愛中によくコミュニケーションを交わして、お互いの価値観を認知していなければなりません。以上3名の悪魔の性質と結婚する場合の賢選択について述べたが、他に人数の悪魔が甘い誘惑を投げかけています。