2011年10月26日(水) 22:15

慣れの心情(行雲流水)

 スカイマークの新規参入によって宮古-那覇間の航空運賃が相次いで安値をきわめている。来る12月23日から来年1月4日間の場合搭乗2カ月前から7日前までの予約だと2800円の最安値運賃になるという



▼JTAが同期間で搭乗3日前までの予約で3800円。12月1日~15日間のコンピューター前日予約でも同額の3800円を設定したことでスカイマークはさらに最安値運賃2800円を打ち出し対抗しているようだ


▼従来の片道普通料金で往復ができてお釣りがたんまりくる格安運賃である。当然市民は大歓迎。寄ると触ると誰が持ち出すともなくやがて話題は安値運賃に向かいにぎわう


▼旧南西航空が県民の翼とたたえられて宮古・那覇間を飛行していた往時短時間で那覇に渡ることのできる利便性を住民は恩恵と受け止めた。が、運賃高く一般庶民の利用には限界があった


▼搭乗運賃や輸送コストの高値の要因は1社独占にありと知った住民は他社参入による価格競争を期待してエアーニッポンの就航誘致に動いた。要請かなって就航。しかし運賃は不変


▼時が流れ搭乗を繰り返していると誘致の初心は影も形もなくなりいつしか〝高値運賃〟は当たり前になっていた。慣れの心情がもたらす弊害である。ところで今野田政権は米国の顔色をうかがい普天間やTPP問題を国民の慣れの心情に刷りこもうとしている。