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2011年12月6日(火)22:50

市教育長に就任した 川満 弘志さん(59歳)

モットーは「現場主義


川満 弘志さん

川満 弘志さん

 「常に現場主義で市民、職員の声を聞いて、それをしっかりと受け止めて頑張りたい」と話すのは、5日付で市教育長に就任した川満弘志氏。


 教育長就任については「学校の規模適正化という大変難しい時期の就任だったので正直、悩みや不安もあったが神から与えられた天職だと受け止めて頑張ろうと思った」と述べた。

 市教委の職員たちに対しては「仕事の重点事項について自己評価、上司の評価などをしっかりやっていきたい。評価することで自分たちの仕事の達成状況を確認することができる」と話した。

 思い描く市の子ども像については「昔から受け継がれた宮古の気質である『あららがま』と『ゆいまーる』を大切にしたい。負けたくないという気持ち、人を思いやる優しい心を持った子どもたちを育てたい」。

 学校の規模適正化の住民説明会については「説明会は3回ほど見させてもらったが住民側と行政側の議論がかみ合っていない感じがする。いろいろな考え方はあると思うが、子どもたちの教育環境、未来を第一に考えて歯車のかみ合った議論が必要」と述べた。

 また、市教委が統合の理由に掲げていてる「複式学級」については「実際に複式学級で指導した経験もあるが、単式に比べてかなりその指導は難しいと感じた。やはり複式学級は解消すべきだと思う」との見解を示した。

 川満 弘志(かわみつ・ひろし)1951(昭和26)年12月20日生まれ。59歳 下地字上地出身。琉球大学保健体育科卒。西城小教諭、砂川中教諭などを経て2003年に鏡原小学校長に就任。07年に砂川中校長となり、今月1日付で同中学校校長を辞職。剣道六段。趣味はスポーツ観戦。座右の銘は「和して同ぜず」

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