04/19
2024
Fri
旧暦:3月10日 赤口 壬 
教育・文化 社会・全般
2011年12月9日(金)9:00

宮國君(宮総実3年)島根大に合格

国立大今年2人目


島根大学に合格した宮國君(中央)。左は下地校長、右は前里教諭=8日、宮古総合実業高校

島根大学に合格した宮國君(中央)。左は下地校長、右は前里教諭=8日、宮古総合実業高校

 宮古総合実業高校環境工学科3年の宮國裕貴君がこのほど、国立島根大学の生物資源科学部地域開発科学科に合格した。同校で8日、合格報告会で開かれ、宮國君は「大学では地下水や地下ダムについて研究したい。目標は地下水汚染問題に関わる研究者になること」と抱負を述べた。同校の国立大合格者は今年2人目。


 宮國君は環境班に所属。地下水保全活動に取り組み、第17回コカ・コーラ環境教育賞の次世代支援部門大賞などを受賞している。
 志望動機について宮國君は「3年間学んだ知識や技術を生かしたい」と語り、「先生の指導や仲間の支援、研究の基礎を作った先輩に感謝している」と述べた。

 合格の報告を受けた下地廣治校長は「本校にとって大変喜ばしいこと。大学で学業を深め、社会に貢献できる人間に成長してほしい」と期待を込めた。

 担任で環境班の顧問を務める前里和洋教諭は「環境班では湧水の採水やモニタリングを担当した。大学では多くの学友と競い合って、素晴らしい人材に育ってもらいたい」と語った。

 環境班の研究テーマは「小さな宮古島の100年後の『命の水』と『食』を守るプロジェクト」。サトウキビ収穫後の畑に日本そばを植えて、地下水汚染の原因とされる残留窒素を吸収させる研究を10年来続けている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!