2012年1月11日(水) 9:00

伊志嶺翔大が自主トレ開始/プロ野球

目標は全試合出場、50盗塁


自主トレを開始した伊志嶺翔大。今シーズンは全試合出場、50盗塁を目指す=10日、宮古島市民球場室内練習場

自主トレを開始した伊志嶺翔大。今シーズンは全試合出場、50盗塁を目指す=10日、宮古島市民球場室内練習場

 プロ野球千葉ロッテマリーンズに所属する宮古島市平良出身の伊志嶺翔大外野手が10日来島し、市民球場室内練習場で自主トレを開始した。伊志嶺は「宮古島は慣れ親しんだ環境。この島に育てられたという感謝の気持ちを大切にして自主トレに励みたい」と強調した。今シーズンの目標には144試合全試合出場、50盗塁を挙げ、「すべての試合に出場し、良い数字を残したい」とプロ2年目の決意を示した。伊志嶺は25日まで滞在し、主に市民球場で練習を行う。



 伊志嶺は10日の午後からチームメートをはじめ日本ハム、横浜の選手とともに自主トレを開始。この日はランニング、キャッチボール、ノックなど軽めの練習メニューで汗を流した。


 練習後、報道各社の取材に応じ、プロ1年目の昨シーズンを振り返りながら新たな目標を語った。


 昨シーズンは「プロの世界の厳しさを痛感させられた1年。同時にいろいろな経験をさせてもらった」と話した。「144試合に出場することの難しさ。自分のコンディションや気持ちを維持することの厳しさも知ることができた」などと振り返り、シーズン途中にけがや病気で試合を欠場した昨季を悔やんだ。


 その一方で、大きな収穫もあった。「自分は足がアピールポイント。盗塁は自信がついた」と32盗塁を記録した1年目を誇った。


 全体的な自己評価としては「昨シーズンの成績には満足していない」ときっぱり話し、さらなる高みを目指す姿勢を示した。


 今回の自主トレの課題は明確で、体力強化と全体的な技術向上を掲げる。「けがや病気をせずに、1年間やり通せる体力、精神力を身に付けたい」と語る。さらに「体力を一番にすべての面でレベルアップを図りたい。144試合に出て打率は3割を残し、盗塁は50盗塁を目指したい」と強い自信をみなぎらせた。


 地元の野球少年に対しては「ぜひ球場まで足を運んでプロが練習している姿を見て学んでほしい。僕らも応援してくれる皆さんがいることでモチベーションが上がる」と話し、期間中の多くの来場に期待した。


 伊志嶺は宮古島市平良下里の出身。南小、平良中を経て沖縄尚学に進学し、2年時に春夏連続で甲子園に出場した。卒業後は東海大に進学、2年の春から左翼でレギュラーを獲得し複数回ベストナインを受賞、4年の全日本大学選手権では首位打者に輝き準優勝に貢献した。世界大学野球選手権では銅メダルに輝いた日本代表の主将を務めた。2010年ドラフトでロッテに1位指名された。昨シーズンは126試合に出場して打率2割6分1厘、本塁打2本、打点21、盗塁32。