地上機器設置が完了/城辺線電線地中化
3月末に地下配線供用を開始
沖縄電力は県道平良城辺線電線地中化事業の大和電工前からJAおきなわ宮古地区本部前(片側092㌔、両側計1・84㌔)の区間で、電柱に代わる地上機器の設置を終わり現在、共同溝(管路)への電線引き込み工事を進めている。電柱から地下配線の切り替えは3月末を予定。電柱撤去は4月以降、6月末までの実施をめどにしている。
NTTと宮古テレビは、同区間の電線地中化をすでに終えている。
平良城辺線で計画されている電線地中化の計画延長は片側2・75㌔、両側計5・5㌔。同区間について県は管路設置を、昨年の7月までに完了した。
沖縄電力は残る大和電工前~宮古第三給油所間の工事を12年度に、第三給油所からサンエー東側交差点間の工事を13年度に終わらせる予定をしている。
県が行う電線地中化事業で電柱の撤去は市場通り(片側0・37㌔、両側計0・74㌔)、マクラム通りの平良港交差点から北給油所までの0・6㌔(両側計1・2㌔)、。下里東通り(同0・37㌔、同0・74㌔)で終了している。
電線地中化は①台風被害の軽減・都市災害の防止②安全で快適な空間創出③都市景観の向上-などが目的。ライフラインが寸断された台風14号(03年9月)の被害を契機に、スピードアップした。
11年度は、トゥリバー入り口交差点から平良港交差点まで国道390号の工事に入った。片側1・4㌔、両側計2・8㌔が整備される。総工費は約9億円。