宮古毎日新聞(電子板)の試読はこちらから|宮古毎日新聞社

2012年2月23日(木) 9:00

「イベント多すぎ」/整理統合へ初の意見交換会

市主催だけでも30以上


関係団体が参加して行われた市主催のイベントに関する意見交換会=22日、市役所平良庁舎

関係団体が参加して行われた市主催のイベントに関する意見交換会=22日、市役所平良庁舎

 市の主催イベントの整理統合などを検討する初の意見交換会が22日、市役所平良庁舎で行われた。市民や議員から「行事が多すぎて、ボランティアに大きな負担が掛かっている」との指摘を受けて開催したもので今後、類似イベントの合体や廃止も含めて検討を進める。



 市観光商工局のまとめでは、市主催の行事は1月の100㌔ワイドーマラソンを皮切りに、トライアスロン大会(4月)やサニツ浜カーニバル(7月)など、年間30以上開催されている。


 特に10月は計10回の行事が予定されている。週末を利用することから日程調整が難しく、同じ日に複数の行事が重なることも珍しくない。


 意見交換会には観光協会や土地改良区、市陸上競技協会、クイチャーフェス実行委員会のメンバーと市のイベント担当部署の職員らが出席し、それぞれの立場から意見を述べた。


 出席者からは「行事が重なると来場者が分散し、盛り上がりに欠ける」との指摘があり、解消に向けては、似たような行事を一つにまとめることや、まったく別の行事を合体させ同会場で同時に行う案が示された。


 具体的には年間で4回開催されている「マラソン大会」の統廃合や「マンゴー祭り」と「牛祭り」の合体、「クイチャーフェス」と「産業祭り」の同時開催などが意見として出された。


 ボランティア確保も課題で、市職員はほぼ毎週のように駆り出されているという。


 出席者からは「市民もボランティアとして参加するのに、市職員が嫌がるのは理解できない」との意見もあった。


 しかし、市側からは「地域の行事やPTA、防犯活動も多く、これに市の行事が重なると心の安まる時間がない。職員からは『またか』という声が多い」と話し、負担軽減のためにも整理統合が必要だと訴えた。


 一方で、「行事の目的がそれぞれ違う。行事は継続が大事で、拡大強化を図るべきではないか」などと、まったく別の意見もあった。


 同会では「官民一体となったイベントにすべき」「市民目線で考えるべき」などの意見を反映させながら意見を交わし、下地敏彦市長に報告する予定。