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2012年3月22日(木) 9:00

ヒロイン役 夏菜さんが抱負/NHK朝ドラ「純と愛」

宮古島・大阪舞台に「絆」描く


記者発表に望んだヒロイン役の夏菜さん(右)と山本チーフ・プロデューサー=21日、東京渋谷のNHK放送センター

記者発表に望んだヒロイン役の夏菜さん(右)と山本チーフ・プロデューサー=21日、東京渋谷のNHK放送センター

 この秋スタートする宮古島を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「純と愛」のヒロイン役、夏菜さん(22)が21日、記者会見した。2258人の応募者から選ばれた。夏菜さんは「宮古島は初めてだが、島の人たちの大らかな優しさが表現できれば」と役づくりについて抱負を述べた。ヒロイン狩野純の役どころは「現代版・坊ちゃん」。宮古の「やさしさ」と大阪の「人情」を背景にした人間模様をコメディータッチで描き、「絆」をテーマにした物語を展開していく。脚本は日本テレビのドラマ「家政婦のミタ」で高視聴率をマークした人気脚本家の遊川和彦さんが担当する。



 東京渋谷のNHK放送センターで開かれた記者発表で、同朝ドラを統括するNHK大阪放送局の山本敏彦チーフプロデューサーはヒロインの選考理由を、「夏菜さんは喜怒哀楽の表情が素晴らしい女優。島の海や空のように澄み切った心を持った優しい女性だ」と絶賛した。


 ヒロイン役に選ばれた夏菜さんは埼玉県の出身。現在、女優として幅広く活躍しており、最近はバラエティー番組「ピカルの定理」(フジテレビ系)などに出演し、多彩な表情をお茶の間に見せている。会見で、「ちゅらさん」が好きだったと話した夏菜さんは「とても光栄に思う。毎日観てもらえる作品にしたい」と意気込んだ。


 朝ドラ「純と愛」は宮古島出身の女性が明るく力強く生きる姿を描く。NHKが宮古を舞台にしたドラマを制作するのは単発のドラマを含め初めてで、沖縄を舞台にした朝ドラでは2001年度放送の「ちゅらさん」以来2度目となる。


 ドラマの主人公、狩野純(22)は大阪出身の父、正高(50)と宮古美人の母、晴美の一人娘(グータラな兄と弟がいる)。宮古島で小さなホテルを営む父に「実家を手伝いたい」と申し出たところ、「お前はダメだ」と言われ大喧嘩。「ならば、でっかいホテルの社長になって見返してやる」と啖呵を切り、大阪のホテルに就職。大阪で知り合った恋人、待田愛との純愛を貫く心温かなホームドラマ。


 宮古島でのクランクインは5月20日過ぎになり、一部は沖縄本島での撮影を予定。放送は今年10月1日~来年3月30日までを予定している。