04/19
2024
Fri
旧暦:3月10日 赤口 壬 
教育・文化 社会・全般
2012年3月25日(日)9:00

働く、進学するって何?/高校生ら未来考える

社会人、大学生から経験学ぶ


さまざまな職業の会社員から話を聞く参加者たち=24日、平良港ターミナルビル大研修室

さまざまな職業の会社員から話を聞く参加者たち=24日、平良港ターミナルビル大研修室

 宮古島の高校生らを対象とした「自分の未来について考える1DAYプログラムin宮古島」(主催・沖縄人材クラスタ研究会、共催・学生+離島カタリバ)が24日、平良港ターミナルビル大研修室で開かれた。参加者たちは島内外の社会人や大学生から、進学や就職、将来の可能性などについて話を聞いたほか、組み立て玩具を使ったコミュニケーション強化プログラムなどを体験した。


 同プログラムは「働くって、進学するって何だろう?」をテーマに開催。地元高校生のほか、島内外の社会人、沖縄本島の大学生と専門学校生など約40人が参加した。

 6グループに分かれた参加者たちはコミュニケーション強化プログラムとして、組み立て玩具を、完成品を見た人の言葉による説明のみを頼りに組み立てていくゲームにチャレンジ。説明役はメンバーが交代で務めたが、言葉のみで情報を伝達することは難しく、時間内に完成させることのできないグループもあった。

 続いては、「現役社会人との仕事本音トーク」として、専門学校講師や大学職員、リゾートホテル社員や銀行員、販売員などさまざまな年代の社会人がパネリストを務め、学生時代や現在の仕事などについて自身の経験を紹介。パネリストたちは「進学や就職は目標ではなく目標達成のための手段」、「沖縄から外に向かって一歩踏み出す勇気を持つことが必要」、「悩んでも未来は見えない。やるか、やらないかだけ」、「行動してきた結果としての『なんくるないさー』でなければいけない」などそれぞれの持論を語った。

 本島で学ぶ大学生、専門学校生との交流型ワークショップも行われ、高校生らは進学について意見を交わした。

 宮古高校を今年3月に卒業し、来月から関東の大学に進学する源河章乃さんは「話を聞き、何もかも成功させようとするのではなく、まずは一歩を踏み出す勇気が必要なのだと思った」と感想を語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!