2012年3月24日(土) 23:25

今年、村建て150周年/比嘉自治会

式典・祝賀会11月11日に 歴史の節目祝う


「先人の業績を讃え、後世につなげたい」と期成会長の照屋さん

「先人の業績を讃え、後世につなげたい」と期成会長の照屋さん

 城辺の北方に位置する比嘉集落(人口321人、世帯数143戸)は今年村建て150周年を迎える。比嘉自治会(本村弘幸自治会長)では、記念事業の期成会(照屋秀雄会長)を立ち上げ動き出した。主な事業は、記念碑建立、記念誌出版、公民館周辺の整備、第二巻沿革誌刊行、式典祝賀会など。



 趣意書によると比嘉集落は「元比嘉(海岸近く)から現在の上比嘉に移ったのが1862年となり、時の尚泰王から

比嘉地域総合施設とよばれる公民館を中心に事業が展開される

比嘉地域総合施設とよばれる公民館を中心に事業が展開される

認可されて比嘉部落移転創立となった」(第1巻沿革史による)とある。これまで第二次世界大戦や幾多の自然災害の憂き目にあいながらも、先人たちの築き上げた功績や集落を愛する有志によって伝統が守られ発展してきた。


 市指定無形文化財の「比嘉の獅子舞い」は「ハツカショウガツ」(旧暦1月20日)とも呼ばれ1913年から始まったと伝えられる。起こりは士族と平民が字有地の財産を巡って争い訴訟事件にまで発展するも部落の将来を憂慮した双方

伝統芸能となった「比嘉の獅子舞」

伝統芸能となった「比嘉の獅子舞」

は12年に和解、記念の祝賀行事に獅子舞い、競馬、角力などを催したといわれる。以来、今日まで集落の繁栄と無病息災を祈願して伝統芸能として継承されている。


 これまでに多くの人材を輩出している。公民館の中庭にある胸像は1910年、東京帝国大学(現東京大学)を首席で卒業した希代の秀才・比嘉財定。広大な農地の冠水被害を防ぐ比嘉排水溝トンネルを竣工させた第4代城辺村長・瑞慶覧朝牛、戦後の混乱期に城辺町長に当選、2期、3期にわたって活躍した平良恵茂など教育、政治経済など多面にわたって活躍した人材が数多い。


 これまで1942年に80周年、52年に90周年、62年に100周年の記念事業を行ってきた。2009年には比嘉部落から比嘉自治会に変更、設立認可を受けた。昨年7月に立ちあげた期成会は総務部・財務部・広報部で活動し、今年11月11日には式典と祝賀会を催す予定。照屋さんは「これまでの歴史を顧み、先人、先輩たちの業績を讃え、これからも豊かで住みよいコミュニティーづくりにまい進したい。まずは比嘉有志の皆さんに賛同を得て記念事業を成功させたい」と話す。

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