ニュースウィークリー
4月8日～4月１４日

共乾施設が本格稼働／葉タバコ、雇用に貢献

　葉タバコ共同乾燥施設の稼働が、本格化した。城辺地区葉たばこ生産組合が運営する共同乾燥施設では、約３０人働く。ピークに入る５月上旬ごろになると４０人に増える。期間中の人件費などは約３０００万円を見込み、地域雇用に大きく貢献している。（４月８日掲載）

観光ツアー客５００人が上陸／八重干瀬に歓声

　恒例の八重干瀬観光ツアーが７日、２日間の日程で開幕した。さわやかな潮風が吹き渡る中、本土からの観光客約５００人が、美しいサンゴや魚介類を観察し満喫した。この日の午前、観光客らは、はやて海運フェリーに約３００人、宮古フェリーに約２００人が乗船し、平良港から出港した。（４月８日掲載）

競技中断は選手に委ねる／トライ競技委員会

　第２８回全日本トライアスロン宮古島大会の第３回競技委員会が９日、市総合体育館で開かれた。１５日の大会当日に北朝鮮が「衛星」と称して１２～１６日に発射を予告している弾道ミサイル対応について協議し、発射された場合は発射情報が発せられ次第大会を中断する。危険が除去された段階で再開することなどを決めた。（４月１０日掲載）

来間小新入学児童は一人／島を挙げて祝福

　来間幼・小・中学校（乾麗子園長・校長）の２０１２年度入学式が９日、同校体育館で行われ幼稚園に２人、小学校に１人入学した。新幼稚園児は砂川世凪君と砂川秀美さん、新１年生が砂川野乃花さん。会場には地域住民も大勢訪れて、３人の門出を祝福した。（４月１０日掲載）

トウガンの消費拡大を／特売でキャンペーン

　トウガンの消費拡大キャンペーンが「とうがんの日」の１０日、ＪＡあたらす市場で開催された。店内には１個１００円のトウガンが山積みされ、飛ぶような売れ行き。トウガンの漬け物やサラダなどの試食コーナーもにぎわった。セレモニーでは農家や関係者らが、販売目標の１０２０㌧、２億円達成を目指した。（４月１１日掲載）

システム上の不具合なし／Ｊアラート再試験

　政府は１０日、Ｊアラート（全国瞬時警報システム）の再試験放送を午後１時と同１時３０分の２回実施した。この再試験は５日の試験放送で県内２６市町村のうち、設定ミスなどで７市町村で試験放送が流れなかったことを受けて行った。宮古島市内は再試験でも大きなシステム上の不具合は報告されていないという。（４月１１日掲載）

外国選手が宮古入り／トライ大会

　１５日に開催される第２８回全日本トライアスロン宮古島大会を４日後に控えた１１日、上位を狙う外国人選手７人が宮古入りした。「体調は万全」「トップ３を狙う」－。前回、日本人選手が総合７位までを独占しただけに巻き返しを誓った。（４月１２日掲載）

市こども劇団、５６人で立ち上げ／団長に市長、８月初公演

　宮古島市こども劇団がこのほど設立された。団員は小４～高２までの男女５６人で、８月の立ち上げ公演に向け今週末から稽古に入る。指導するのは東京芸術座演出家の杉本孝司さん。将来は、オリジナル創作劇を発表し、島外公演も行う予定だ。団長を務める下地敏彦市長が日、記者会見し発表した。（４月１２日掲載）

北朝鮮、予告期間 初日は発射せず／市「引き続き警戒」

　北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目で準備を進める長距離弾道ミサイルの発射実験は１２日、発射予告期間の初日を迎えたが、この日の発射は見送った。弾道ミサイルが上空付近を通過する予定の宮古島市では、職員を早朝から配備し情報収集に当てるなど警戒を強めた。（４月１３日掲載）

伊良部大橋の主航路部入港／長さ１４０㍍の中央桁

　建設中の伊良部大橋主航路部の中央桁（長さ１４０㍍）が１２日、平良港下崎埠頭に入港した。同主航路部中央桁は３月１９日に台船に載せられて千葉県市原市にある製作所の港を出港。およそ２５日をかけて平良港に接岸された。（４月１３日掲載）

華やかに開会式／第２８回トライ大会

　第２８回全日本トライアスロン宮古島大会の開会式が１３日夜、市総合体育館で開かれた。東日本大震災の被災地、東北を含む全国４７都道府県と海外１８の国と地域から計１５８７人が参加。レース本番へ気持ちを引き締めた。前回優勝者の河原勇人選手が「最後まで力の限り闘い抜くことを誓います」と選手宣誓を行った。（４月１４日掲載）

ミサイル発射失敗／北朝鮮

　北朝鮮は１３日午前７時３９分ごろ、「人工衛星」の打ち上げと称して準備を進めていた長距離弾道ミサイルを発射した。北朝鮮の朝鮮中央通信は「衛星」打ち上げに失敗したと伝えた。これを受け、下地敏彦市長は同日午前に記者会見を開き「宮古島市にも特別な影響がないと聞いて安堵している。市民は通常通りの生活を続けてほしい」と話した。（４月１４日掲載）