空港の到着ロビーでリーフレットを配布する海保職員ら＝２８日、宮古空港

　ゴールデンウイーク安全推進活動期間（２８日～５月６日）の一環として宮古島海上保安署（山中洋署長）は２８日、宮古空港で海難防止用リーフレットの配布を実施した。署員３人が、到着した観光客らにリーフレットを手渡し、マリンレジャー愛好者や観光客に、海での安全対策に注意を呼び掛けた。

　宮古島市の職員も参加し、海洋危険生物や、刺されたときの応急処置法などを書いたリーフレットを配布した。

　リーフレットにはリーフの切れ目からリーフ外に流れるリーフカレントと呼ばれる強い流れに注意することなどの内容をはじめ、シュノーケリングのマスククリア、シュノーケルクリアの方法などが記されている。

　また、ダイビングに関しては体調の悪いときや二日酔いでは潜らないなど基本的な知識を記してある。

　同保安署管内では昨年、３人がマリンレジャー中に死亡事故に遭っている。