04/25
2024
Thu
旧暦:3月16日 赤口 戊 
政治・行政 社会・全般
2012年5月9日(水)9:00

公園でのバーベキュー禁止/宮古島市管理

「ルール守り利用を」/本格的夏到来で注意喚起


公園内でのバーベキューや花火などの禁止を呼び掛ける看板=パイナガマビーチ

公園内でのバーベキューや花火などの禁止を呼び掛ける看板=パイナガマビーチ

 火の使用が禁止されている公園やビーチで、バーベキューが行われているとして管理する市が注意を喚起している。市が管理する公園は都市公園と農村公園など大小約80カ所あるが、バーベキューができる公園は、狩俣にある健康ふれあいランド農村公園の1カ所のみとなっている。市では本格的な夏に向け、ビーチや公園でのレジャーが増えることから「ルールを守って正しく利用してほしい」と呼び掛けている。


 市都市公園条例第4条「行為の禁止」では▽公園を損傷し、または汚損すること▽竹木を伐採し、または植物を採取すること▽たき火をし、または火気を持ち遊びその他危険な遊戯をすること-などと明記。禁止事項に該当する人には、同条例の定める罰則規定により1万円以下の過料を科する場合があるとしている。

 去った大型連休では、こういった禁止事項が定められている公園などで、バーベキューや花火をする人たちが多く見られた。

 また、連休終了後は炭火や紙コップ、皿などのバーベキューごみや、市販の打ち上げ花火などの燃えかすが散乱している公園もあった。

 市都市計画課によると、公園管理についての苦情の電話が、7日に同課と市民生活課に計4件あったという。

 市内に19ある都市公園を管理する市建設部都市計画課の下地康教課長は「県営公園の誘致運動が進められる中、公園の使用をしっかりと市民に啓蒙していく必要がある」と指摘。その上で「今やバーベキューは余暇を楽しむ一つとして市民の間でも定着している。すべてを禁止するのではなく、時代のニーズに合わせた施設の整備も検討していきたい」と話した。

 なお、バーベキューができる施設は▽狩俣地区の健康ふれあいランド農村公園(管理・市農林水産部むらづくり課)▽荷川取漁港ふれあい公園(管理・県、一部委託・宮古島漁協)▽ウィンディまいばま一部周辺(指定管理・宮古島観光協会)-の3カ所。

 利用するには事前の申請が必要で、連絡先は市むらづくり課(76・2194)、宮古島漁協(電話72・2029)、宮古島観光協会(73・1881)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!