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ニュースウィークリー
2012年6月30日(土)22:23

6月24日~6月30日

ニュースウィークリー
6月24日~6月30日

平和の尊さ語り継ぐ/戦後67年 慰霊の日

 太平洋戦争末期の沖縄戦で県民の約4分の1が犠牲になったとされる沖縄県は23日、戦後67年目の「慰霊の日」を迎えた。宮古島市と多良間村など県内各地では戦没者を追悼する慰霊祭が行われた。遺族や地域住民らが戦争の犠牲となった人たちの冥福を祈るとともに、恒久平和を強く願った。(6月24日掲載)


各漁港で勇壮に爬龍舟競漕/大漁願いハーリー

 航海安全と大漁を願う「ハーリー・海神祭」が23日、各地の漁港で行われた。この日は梅雨明けも重なり、強い日差しの下で勇壮な爬龍舟競漕などが行われた。会場にはかねや太鼓が鳴り響き、こぎ手に声援が送られ、大いに盛り上がった。(6月24日掲載)

イモ県奨励品種の美ら恋ベニ鈴なり/害虫防除が奏功

 宮古農林水産振興センターは25日、宮古農村青少年教育センターで「かんしょ(イモ)講習会および現地検討会」を開いた。県職員や宮古島市甘しょ研究会の会員ら約50人が参加。下地の現地検討会では、イモの葉を食い荒らす害虫エビガラスズメ(スズメガ科)の幼虫発生を早期農薬散布で防除したイモ畑が豊作、農薬散布が遅れたイモ畑が不作で明暗を分けていた。(6月26日掲載)

砂川小新校舎落成盛大に祝う/関係者祝賀会を開く

 砂川小学校で建設が進められていた新校舎がこのほど落成し24日、落成式典と祝賀会が同校で盛大に催された。新校舎の屋内構造は、人に優しい木造で仕上げられている。あいさつした新里校長は「子どもたちが夢や希望を抱き、その実現に向けて努力していける理想的な校舎ができたと感激している」と述べ、市教育委員会など関係者に謝意を表した。(6月26日掲載)

子牛1頭38万6000円/肉用牛6月競り

 JAおきなわ宮古家畜市場の2012年6月の肉用牛競りが、26日開かれた。子牛1頭平均価格は38万6187円と前月と比べ2万9465円上げた。JAは「台風の影響で定期開催日より1週間延びて、相場への影響が懸念されたが、引き合いが強かった」と高値の要因を分析した。(6月27日掲載)

マンゴー生産量274㌧を見込む/生産者対象に目揃え会

 宮古島市マンゴー産地協議会とJA宮古地区営農振興センター農産部は、マンゴーの出荷が始まったのを機に26日、JA宮古地区本部で生産農家を対象に目揃え会を開き、品質選別基準を確認した。今年は前年比大幅減の274㌧生産量が見込まれている。(6月27日掲載)

島サミット高校生 事務局に感謝状/市長が功労たたえる

 5月23日から26日に宮古島で開催された国際会議「高校生太平洋・島サミット」を高校生事務局員として支えた地元4高校の生徒16人と高校に市が感謝状を贈る授与式が27日、市役所平良庁舎で開かれた。下地敏彦市長から感謝状を受け取った高校生たちは「良い経験ができ成長できた。今後の生活に生かしたい」など感想と抱負を語った。(6月27日掲載)

高齢者虐待、過去最多の16件発生/包括支援センターまとめ

 宮古島市地域包括支援センター運営協議会が27日、市役所平良庁舎で開かれ、国仲清正福祉保健部長が同協議会と地域密着型サービス運営委員会の委員を兼ねる仲宗根正さん(宮古福祉保健所長)ら8人に委嘱状を交付した。2011年度活動状況の中で、高齢者が受けた虐待件数が16件(施設1件)あり、前年度に比べ5件増の過去最多となり、改めて深刻な事態が浮き彫りになった。(6月28日掲載)

最優秀賞は来間清典さん/第19回方言大会

 毎年恒例となった「鳴りとぅゆん(鳴り響く)みゃ~く(宮古)方言大会」の第19回大会が29日夕、マティダ市民劇場で開催され、今年も多くの観衆を集め、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。今年は7人の弁士が登壇し、日常生活の様子や思い出話などを巧みに宮古方言で表した。今年、最優秀(市長賞)に選ばれたのは上野高田の来間清典さん。(6月30日掲載)

宮古島漁協324万円の赤字/池間漁協でも総会

 宮古島漁協と池間漁協の総会が29日、それぞれの会場で開かれた。2011年度貸借対照表・損益計算で、宮古島漁協は324万9000円の赤字を計上し、累積赤字は2億7178万9000円に膨らんだ。一方、池間漁協は335万8000円の黒字決算となり、累積赤字は5197万1000円に縮小した。(6月30日掲載)

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