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産業・経済
2012年7月14日(土)9:00

株出拡大で生産量増大へ/城辺きび生産組合

組合長に照屋氏再任/総代会開き活動計画承認


上程された議案を原案通り承認した総代会=13日、城辺公民館

上程された議案を原案通り承認した総代会=13日、城辺公民館

 城辺地区さとうきび生産組合(照屋秀雄組合長)は13日、城辺公民館で2012年度総代会を開いた。春植え、株出面積拡大による生産量の増大を図るための啓蒙活動や製糖期間中に耕起、整地、植え付け、株出管理作業を行うオペレーターの育成強化に取り組むことを盛り込んだ12年度活動計画などを原案通り承認した。任期満了に伴う役員改選では、組合長に照屋氏を再任した。キビ多量生産者など優良農家の表彰も行われた。


 承認された12年度活動計画では、収穫作業の受委託の完全実施やキビ全島適正防除推進事業の実施に当たり、申請漏れがなく全組合員が交付金を受け取れるよう取り組みを強化する。

 重点目標には、各支部単位でレクリエーション大会などを開き、支部活動の強化を図ることなどを掲げた。

 12年度収支予算(一般会計)は収入、支出ともに250万5000円。

 総代会の冒頭あいさつした照屋組合長は、昨年5月の台風2号の影響で、11~12年期キビは記録的な不作となった実情を述べた上で「今一度、アララガマ魂を発揮し、宮古全体の目標とする38万㌧達成に向け、関係機関と生産者が一丸となって取り組もう」と呼び掛けた。

 県宮古農林水産振興センターの与那嶺宏明所長、市農林水産部の上地廣敏部長、JAおきなわ宮古地区本部の岡村幸男本部長、宮古製糖の安村勇社長(代読・長濱哲夫専務)がそれぞれ来賓祝辞を述べた。

 承認された役員は次の通り。

 組合長=照屋秀雄(比嘉)▽副組合長=洲鎌正弘(下北西)▽監事=下地芳一(福西)國吉義久(長南)▽評議員=運天満(吉野)友利満(新城)松長和彦(西東)友利光弘(加治道)砂川勉(比嘉)島尻敏男(長中)砂川武信(下南)前里定広(友利)

 表彰を受けたのは次の通り。

 【多量生産者の部】①池間克(七又257㌧)②松原広幸(吉田232㌧)③友利敏男(新城205㌧)④洲鎌正弘(下北西170㌧)⑤砂川武信(下南169㌧)
 【高品質取引の部(平均生産量100㌧以上)】①平良広勝(長南14・9度)②平良盛栄(福東14・4度)③友利安雄(長北14・3度)④饒平名辰雄(福東14・3度)⑤真喜志鉄三(長南14・2度)


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