2012年8月13日(月) 23:14

「科学電話相談」(行雲流水)

 夏休み。甲子園の高校野球があり、今年はオリンピックもあって、楽しみがいっぱいである。でも、生命力に満ちた子どもたちにとってはもっと楽しいことがある。自分たちで野球やサッカーを楽しむことである。また、郊外に出て自然の風物に触れたり、いろいろな遊びを工夫することもできる



▼実際に体験することで、彼らは身体的にも、社会的にも日々成長していく。また、適切な指導や刺激を与えることによって知的にも目覚ましい発達を遂げる


▼「NHK夏休み子ども科学電話相談」が面白い。こんな質問がある。「鳥は電線にとまってもなぜ感電しないのですか」。「鉄の船は重いのになぜ浮くのですか」。「カマキリのオスは交尾のあとメスに食い殺されるそうですが、なぜ殺される前に逃げないのですか」


▼このような素朴な質問に専門の先生たちがわかりやすく応答をしている。この番組は「子どもたちに科学に興味を持ってもらうとともに、夢や探究心を育てる」ことを目的にしているが、大人をも「なるほど」と思わせることが多い


▼「高い山は平地より太陽に近いのになぜ気温が低いのですか」という質問がある。その答えで学んだことをふまえて探究心は広がり、将来、放射(輻射)という熱の伝わりかたや温室効果、地球温暖化へと理解が深まっていく


▼科学が進み、学ぶことが多くなると系統的な学習も必要になるが、できるだけ楽しく学ばせたい。子曰く「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」。