宮古毎日新聞(電子板)の試読はこちらから|宮古毎日新聞社

2012年8月17日(金) 9:00

6次産業先進例など紹介/アグリチャレンジ講座

県営農支援課の島袋さんが講義


6次産業の起業を目指す受講者らは熱心に講座に耳を傾けた=16日、宮古農村青少年教育センター

6次産業の起業を目指す受講者らは熱心に講座に耳を傾けた=16日、宮古農村青少年教育センター

 「我が国の食と農林漁業の再生のための基本方針・行動計画」に基づき、県が主催するアグリチャレンジ6次産業化支援事業の宮古島市での初回講座が16日、宮古農村青少年教育センターで開講した。県農水部営農支援課で農業革新支援専門員を務める島袋律子さんが、6次産業の概要を説明し県内の先進事例などを紹介した。講座には6次産業の起業を目指す受講者が多数参加し、島袋さんの講義に耳を傾けた。




 講座に先立ち、主催者の宮古農林水産振興センター農業改良普及課の松尾安人課長があいさつし、「昨年の日照不足など、安定した農業所得が得られないこともある。国が打ち出した6次産業支援強化に基づき、県も地域資源の活用による6次産業化を促進している。売れる農産加工物に取り組み農家所得を上げてほしい」と受講者を励ました。



 島袋さんは講義で、県が取り組んでいる「おきなわ食材レシピネット」や、県内に130店舗以上が登録されている「沖縄食材の店」などを紹介。農林水産業と製造加工業、飲食サービス業などの第3次産業を一貫して行う6次産業の概要について説明した。



 現在、1兆円程度の6次産業市場規模を国は5年後に3兆円、10年後に10兆円規模を目指していることを説明した上で、「6次産業のはじまりは農村における女性起業活動だった。男女共同参画社会の構築とも関係するが、農家の女性所得を向上させることに端を発している」と話した。