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教育・文化
2012年8月21日(火)9:00

「琉歌いろは歌」から人生訓学ぶ

PTA指導者研修会/市教委主催


「いろは歌」の意味などを学ぶ参加者ら=19日、下地農村環境改善センター

「いろは歌」の意味などを学ぶ参加者ら=19日、下地農村環境改善センター

 市教育委員会(川満弘志教育長)主催の市PTA指導者研修会が19日、下地農村環境改善センターで開かれた。講師に琉球朝日放送社長の上間信久さんが招かれ「仮説 名護親方が望んだ人材育成~いろは歌より~」と題して講演した。参加者らは「いろは歌」を通して人生訓などを学んだ。


 家庭・学校・地域活動に接点をもつPTA活動の充実と指導者としての資質向上を図るのが目的。

 沖縄本島北部の名護聖人とされる名護親方(程順則1663~1734年)は、父が那覇系の出身で久米村で生まれる。20代後半の時、存留通事として中国福州の琉球館で勤務した。

 名護親方は、中国で発布されていた「六諭衍義」を日本語訳で紹介。それが江戸時代の寺子屋(庶民教育機関)で道徳教育の教科書として広く親しまれるようになったとされる。
 名護親方は数多い漢詩や琉歌を残した。「いろは歌」は琉歌をいろは順に編集したもので、年代や編集者は不明とされる。

 「いろは歌」の「れ」に「礼儀忘りりば 闇ぬ夜ぬ小道 我身どぅすくなゆる 歩みぐりしゃ」とあり、意味は「礼儀を忘れるということは闇の小道で明かりもなく歩くことと同じ。けがをするもとになり歩きにくいものです」。


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