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政治・行政
2012年8月29日(水)9:00

キビかん水費用1449万円/大型トラック4141台分

整備率高い上野は最少



放水銃を使って行われたサトウキビへのかん水(資料写真)

放水銃を使って行われたサトウキビへのかん水(資料写真)

 市農林水産部農政課のまとめによると、7月に干ばつ対策として実施した大型トラックによるサトウキビへのかん水補助金は828万2000円に上った。1台(10㌧)当たりの補助額は、2000円。かん水したトラックの延べ台数は、4141台だった。1台当たり1500円の農家負担分を含めた総かん水費用は、1449万3500円となった。




 宮古本島のかん水は7月15日、伊良部は同16日から開始し、同月末に終了した。


 沖糖と宮糖城辺工場管内は7月17日がピークになり、かん水台数はそれぞれ292台と203台。伊良部は、同19日の133台がピークだった。


 10㌃に30㌧(3台分)をかん水する費用は1万500円と、キビ原料代金の約0・5㌧分。農家の所得向上と安定のために、年間10㌃の水使用量が1500円と安い、地下ダムの水の普及が望まれている。


 宮古土地改良区によると、地下ダムの水を引き込んでいる畑の面積は約4000㌶で、計画面積8200㌶の約半分にしか達していない。


 旧市町村別のかん水台数は、上野が418台と最も少ない。スプリンクラーなどの畑地かんがい整備率が、他地区より抜きん出ていることによるとみられる。


 城辺が最も多く1234台、平良1021台、下地859台、伊良部が609台の順だった。


 宮古島地方は、6月23日の梅雨明け以降、少雨傾向が続き、サトウキビの生育に影響していた。この干ばつ状態は、7月末の台風9号や今月上旬の台風11号がもたらした雨で、解消した。


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