2012年8月31日(金) 22:45

宮古島漁協組合長/粟国雅博さん(44歳)

職員の意識改革に全力


粟国雅博さん

粟国雅博さん

 「大変な時に組合長になったが、やりがいがある。仕事に一生懸命取り組む。一番大事なことは職員の意識改革。漁協の株主である組合員の立場になり、漁協の業務内容の現状を分かりやすい言葉で説明できるようにする」。改革に向け決意を新たにしている。



 8月20日に開かれた理事会で、新組合長に選任された。任期は3年。組合員からは、今後の健全な財務体質の改善に期待が寄せられている。


 「漁協の財務状況は厳しい。単年度で体質の良い漁協にしたい。そのためにも手数料の収入が必要。ダイレクトな取引で手数料が得られるような仕組みにすれば、単年度の黒字も夢ではない。仕組みや黒字に向けては組合員に説明し、十二分に理解が得られるようにする」と強調した。


 「事業活動には軽油・A重油の購買事業、鮮魚市場の販売事業、養殖モズクなどの加工事業、車エビ生産の自営事業などがある。組合員の積極的な利用を勧めていきたい」と語った。


 「組合員が漁獲した全量を把握することも重要なこと。全量を把握することで、手数料の収入も見えてくる」と述べた。


 「『良い漁協に変わった』と目に見えて分かるようにしたい。安定した事業所(漁協)になるよう頑張りたい」


 粟国 雅博(あぐに・まさひろ) 1967(昭和42)年11月28日生まれ。歳。平良字下里出身。宮古高校卒。建設会社のホテル開発業務などで経て2000年、琉球民芸おみやげ品販売「みやこ屋」と輸入雑貨・民芸品販売「雑工材空(ザクザク)」を経営。妻洋子さんとの間に1女。