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2012年9月7日(金) 9:00

運営事前説明会に3社/今月下旬ごろ稼働へ

市イモ加工施設委託公募


3社が参加した事前説明会=6日、市上野庁舎

3社が参加した事前説明会=6日、市上野庁舎

 宮古島市はイモ加工施設=下地洲鎌=の運営委託業務の公募手続きで6日、企画提案書提出締め切り(13日)に向けて事前説明会を開いた。市内で製菓業などを営む3社が参加。委託業者は14日の企画提案発表後に審査委員会で決め、結果は18日に通知する。



 イモ加工施設は、市いも生産組合と連携し、宮古島産紫イモを原料とした1次加工品(ペースト)の開発販売や2次加工品(菓子類)の開発販売を行う。供用開始は、今月下旬ごろを見込む。


 施設は7人体制。市は2012年9月18日~13年7月31日までの、運営人件費として約1200万円を契約者に支払う。契約者は機械賃貸借料月額2万5000円を市に納める。委託期間は、5年間。


 説明には、市農政課の赤嶺淳幸課長補佐が当たり、企画提案では、販売戦略が大事と強調。販売面は、市も支援する考えを示した。


 食中毒を出したら一巻の終わりになるとし、徹底した衛生管理が最優先されるとくぎを刺した。ペーストの原料に害虫の食害痕のあるイモが混入した場合は、大量に捨てるケースも出てくると、注意を促した。


 市いも生産販売組合の12年度のいも販売は120㌧、13年度は200㌧を計画。イモ購入費などの運転資金は、1500万円程度の準備が必要とした。


 下地洲鎌の市農村婦人の家を改造した施設は、イモの生産拡大に伴い6年目以降には閉鎖し、大規模施設を新たに造り移転する構想を示した。


 市イモ加工施設は、イモの6次産業化事業の一環で整備した。同事業は紫イモを主要作物に育てることや、加工販売して付加価値を高め、農業振興と経済発展につなげる狙いで取り組んでいる。