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産業・経済
2012年10月5日(金)9:00

「あたらす市場」着工/売場面積1・5倍に

来年4月オープンへ/地産地消拠点機能を充実



金城専務(中央)らによるくわ入れの儀式=4日、JAおきなわ宮古地区本部前駐車場

金城専務(中央)らによるくわ入れの儀式=4日、JAおきなわ宮古地区本部前駐車場

 JAおきなわ(砂川博紀理事長)が運営するJAファーマーズマーケット「あたらす市場」の建て替え工事の起工式が4日行われ、関係者が工事の安全を祈願した。建設場所は、JA宮古地区本部前の駐車場。売場面積は、現施設の1・5倍の492平方㍍。陳列スペースを広げて、地元農産物の種類を増やすことで、地産地消の拠点機能を一層充実させる。来年4月のオープンを予定している。



 建て替えは、現在の建物が旧農民研修センターを改装した多目的ホールの設計で店舗に合わず、老朽化も激しいため、快適な買い物空間の提供を目的に実施する。


 商品を納品する会員や利用者が年々増えて、陳列場所の確保に苦慮している状況にも対処した。構造は、高齢者に優しい段差のないバリアフリーにする。


 総事業費は約2億5000万円。国の補助事業を導入した。延床面積は862平方㍍と広い。工事は共和産業、久吉組共同企業体が請け負った。


 起工式では、祝詞奏上や清め払いなどに次いで、金城巌JAおきなわ専務らが、くわ入れをした。
 直会で金城専務は宮古は特産マンゴーや、カボチャ、ブランド牛など農畜産物の豊富な所とし、新築を機にした地元産物の消費拡大促進に期待を込めた。


 與那嶺宏明県農林水産振興センター所長は、新ファーマーズマーケットが、宮古の農業発展のけん引役を担うよう祈念した。


 下地敏彦市長は「『あたらす市場には、いろんな果物や野菜がある。安くて鮮度もいい』。そうした市民の声や期待に、より一層応える店舗にしてほしい」と激励した。


 あたらす市場は、地元産の野菜や果物、畜産物、加工品などを豊富にそろえる。新市場では、これらの農産物に付加価値を付ける加工室が新たなセールスポイントになるという。


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