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社会・全般
2012年10月10日(水)9:00

角突き合わせ激突/ピンダアース

多良間ヤギをアピール


前脚を高々と上げ角をぶつけ合うピンダアースは迫力満点=7日、多良間村塩川の中央スーパー駐車場

前脚を高々と上げ角をぶつけ合うピンダアースは迫力満点=7日、多良間村塩川の中央スーパー駐車場

 【多良間】多良間方言で「ピンダ」と呼ぶヤギが角をぶつけ合って闘う第5回「多良間島ピンダアース大会」(主催・多良間村観光協会)が7日、中央スーパー駐車場で開催された。重量級(体重70㌔以上)に6頭、中量級(同40~70㌔未満)に8頭の計14頭が出場。住民や観光客ら約250人が会場を埋め、ピンダの激闘を堪能した。


 開会式で大会長の下地昌明村長は「連休で島外からも多くの観光客が見えている。元気なヤギの決闘を最後まで観戦してください」とあいさつした。

 出場したヤギのほとんどは外来種で、大型がそろった。

 決闘はトーナメントで行い、重量級の決勝には、諸見里朝仁さんの「琉仁マブヤー号」(体重83㌔)と池城雅弘さんの「琉大一号」(同82㌔)が勝ち進んだ。

 前脚を高く上げ頭を斜めに傾けて角をぶつけ合う闘いは、迫力満点。琉仁マブヤー号が琉大一号を破り、優勝した。

 中量級の優勝は下地雅晴さんの「天龍号」(体重48㌔)、準優勝が知念正勝さんの「ホワイトウッズ号」(同60㌔)。優勝したヤギの所有者には賞状と賞金1万円を贈った。

 那覇市から観光できた田熊啓弘さん(52)は「ヤギの決闘を見るのは初めて。本当に戦うのかなと半信半疑だったが迫力があってびっくりした」と感想。東京からきた女性は、「ダイビング、シュノーケルを楽しみに来たがピンダアースも見ることができて良かった。角がぶつかる時の音がすごい」と興奮気味に話した。

 ピンダアース大会は、島の特産品として有名な「たらまピンダ」のPRと、観光発展に役立てる目的で開催している。


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