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社会・全般
2012年11月13日(火)9:00

「和」でつなぐ地域振興/比嘉自治会

創立150周年を盛大に祝う


祝福の花束を手にする真喜屋さん=12日、宮古福祉保健所

祝福の花束を手にする真喜屋さん=12日、宮古福祉保健所

 城辺比嘉自治会の創立150周年を祝う式典と祝賀会が11日、比嘉公民館前広場の特設ステージで行われた。地域住民をはじめ関係者多数が出席して創立150周年の節目を祝い、さらなる発展に期待を込めた。記念事業期成会の照屋秀雄会長はシンボルマークの「和」を強調。「比嘉自治会は人と人の絆が強く、人間味にあふれ、進取の気性に富んだ平和な里。今後も人を尊敬する心、地域を愛する心、譲り合いの心を持って平和で豊かな明るい地域づくりにまい進したい」と決意を述べた。


 記念事業趣意書によると、比嘉部落(比嘉自治会)は1862年に元比嘉(下の島)から現在の上比嘉に移り、時の尚泰王から許可されて創立。以来、大戦や自然災害など幾多の困難を乗り越えて今日を迎えている。

 式典前には記念碑の除幕式が行われ、記念碑に刻まれた新しいシンボルマーク「和」が披露された。

 式典で照屋会長は「(式典の)感動を永遠に忘れず、『和』の心をモットーに精進する」と約束。同自治会の平良健会長は「先人の意志を受け継ぎ、後輩や子々孫々に継承し、後世に伝えることが私たちの使命」と伝統の継承を誓った。

 下地敏彦市長と平良隆市議会議長、砂川榮吉在沖比嘉郷友会長が祝辞を述べた。下地市長は「伝統芸能の継承は地域のつながりがあるからこそ継続できる。今後も地域住民が一体となって明るく住み良い、誇りある地域づくりを目指してほしい」と期待した。

 西城小学校6年の平良勇二郎君は作文を朗読し「比嘉自治会で育っていることに誇りを持ち、これからも比嘉を愛し、200周年の式典はぼくたちが中心になって成功させたい」と決意を話した。


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