2013年1月31日(木) 9:00

ミナミコメツキガニが行進/琉球列島固有種の新種

干潮時に行進するミナミコメツキガニ=29日、島尻海岸(撮影・伊良波彌記者)

干潮時に行進するミナミコメツキガニ=29日、島尻海岸(撮影・伊良波彌記者)

 ミナミコメツキガニ(ミナミコメツキガニ科)の集団行進が29日、島尻海岸の干潟で確認された。このカニは2010年、琉球列島固有種の新種と同定された。 



 琉球大学亜熱帯島嶼科学超域研究推進機構の成瀬貫特命助教らが参加した国際的な研究班が同年、国際科学誌に新種として発表していた。


 カニは横に歩くのが生態的に多いが、ミナミコメツキガニは体を持ち上げて前に歩くのが特徴。


 米国では、ミナミコメツキガニの群れが軍隊の隊列に似ていることから別名「軍隊ガニ」と称している。


 干潮時の干潟に出現する小型カニで甲幅1㌢ほど。野鳥のシギ・チドリなどの天敵が現れると、体をネジのように回転させて砂泥に潜るのが得意の技。