2013年2月23日(土) 22:30

黒糖や宮古味噌など/平良地区

カラー生かす下崎・成川集落


下崎売店。店主で自治会長の狩俣さん

下崎売店。店主で自治会長の狩俣さん

 平良市街地の北東、字荷川取に下崎・成川集落がある。隣り合わせの集落で以前は下川自治会として運営されていた頃もある。今では、はっきりとした地域性でそれぞれの特色を生かした生活が営まれている。昔ながらの物づくりも盛んで、今では大型工場に出荷するサトウキビを家内工業で黒糖にしたり、代々引き継がれてきた味噌作りを観光土産などに開発する人たちもおり、伝統を生かした生活の工夫が見られる。下崎集落は「砂山」が観光地となって、メーン通りには、マンションや民宿が建ち並ぶ。一方で、成川集落は純農村地帯。サトウキビと葉タバコ、施設園芸などが盛ん。



 メーン通りに長年雑貨屋を営む狩俣一雄・智江さん夫妻。以前は購買店として集落で運営していたが、30年前、狩俣さんが譲り受け今につないでいる。狩俣さんは、自治会長(兼・行政連絡員)でもあり、集落の要役。「下崎はこの2、30年でずいぶん変わった。農振地域だったが、道路拡張でペンションやマンションが建ち、よそから入ってくる住民が増えた。現在、約170世帯ほどいるが、自治会員は60人程度」と話す。


 唯一のまっちゃがま「下崎売店」は、一人暮らしのお年寄りのために無くてはならない大切な場所。朝7時に開店して夕方7時ごろまで営業する。妻の智江さんは「今の若い人たちは、みんな大型スーパーに行くでしょう、利用するのはほとんど高齢者ばかり」と話し、たまに立ち寄るお客さんのために1日中開けているのが本当は辛いという。それでも、新鮮な野菜を持ってくる農家があり、旬の物もここでしか買うことができない。集落の人たちにとっては、無くてはならない大事な寄り合い場所だ。

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