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2013年2月28日(木)23:00

宮古島観光協会青年部長/奥平 幸司さん(43歳)

宮古島の魅力内外に発信


奥平 幸司さん

奥平 幸司さん

 「宮古空港から車で20分ほどの距離で、宮古島の美しい海やゴルフ場などに行ける。その日取り立ての新鮮なカツオ、マグロ、シイラ、アオリイカ、シャコガイなどが流通し消費される。宮古では、短時間の行動で自然や観光名所、各種レジャーが満足できるし、海の幸が味わえる。こうした魅力も県内外に発信したい」と意欲を見せる。


 今年1月に開催された定期総会で、宮古島観光協会の豊見山健児会長から青年部長の辞令交付を受け、27代部長として正式に就任した。任期は1年。就任以来、バイタリティーあふれる活動を展開している。

 「青年部は1985年に宮古島の観光振興、地域産業、文化の発展、会員の資質向上を目的に設立され、今年で29年目を迎える」と振り返る。

 その上で「昨年は2011年に起こった東日本大震災の影響からようやく抜け出し、宮古島の観光入域数も33万人から40万人突破まであと少しのところまで迫っている。3月中には目標の40万人を突破したい」と強調し、目標達成に向け気持ちを引き締める。

 現在放送中のNHK連続テレビ小説「純と愛」については「3月は宮古島が中心となって放送される。全国のファンがこの番組を楽しむことにより、宮古島の知名度は高まり、観光入域客数の増加につながる。受け入れ側としては、人情味あふれるホスピタリティーで迎えたい」と目を輝かせる。

 奥平 幸司(おくひら・こうじ) 1969(昭和44)年7月22日生まれ。43歳。平良出身。87年宮古高校卒業。88年大阪辻調理師専門学校卒業。大阪の割烹店などを経て2003年泡盛・沖縄料理店「郷家」をオープン、09年島和食「郷家~はなれ~」をオープン。11年「郷家」を法人化し、代表に就任。今年1月に宮古島観光協会青年部長に正式就任した。

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