04/17
2024
Wed
旧暦:3月8日 仏滅 庚 
教育・文化
2013年3月19日(火)9:00

川満さん(宮古出身)が板東さんと共演/人間国宝との舞台に感激

「聞得大君誕生」で


人間国宝の板東玉三郎さん(右)の相手役を演じる川満さん=17日、国立劇場おきなわ

人間国宝の板東玉三郎さん(右)の相手役を演じる川満さん=17日、国立劇場おきなわ

 【那覇支社】歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎さんと宮古島市出身の川満香多さんが共演した新作組踊「聞得大君誕生」(大城立裕作)の最終公演が17日、浦添市の国立劇場おきなわで上演された。


 公演後、川満さんは「とりあえず無事に終演を迎えて、いろいろな思いはあるが今は言葉にならないほど感激している」と述べ、「小さい頃からテレビで歌舞伎座の舞台を見たことがあるが、人間国宝という偉大な人と共演でき、しかも相手役ということで、すごく緊張し不安もあったが、また、すぐに演じたい気持ちだ」と話した。

 沖縄の伝統芸能「組踊」について川満さんは「組踊自体が県内はもとより宮古でも、どんなものなのか分からないと思うので、まずは知ってもらえるように、舞台を作っていきたい」と述べた。

 物語は、玉三郎さん演じる琉球国王の妹が国を守る最高神女になるまでを描き、多くの観客の感動を誘った。宮古からも20人以上が会場に訪れた。

 川満さんは琉舞研究家で「穂花会」を主宰する亀浜律子さんの甥にあたる。師匠の亀浜さんは「無事に終えて安心した。良く頑張ってくれた。甥っ子でもあるので東京と沖縄での全公演をそばで見守り続けてきた。共演できていろいろ学んだと思う」と感慨深げに話し、「沖縄の芸能は若手が支えているので、今後も盛り上げていけるように努力してほしい。宮古の歌や踊りの文化芸能面でも頑張ってほしい」と今後の活動に期待を寄せた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

2024年4月7日(日)8:52
8:52

大会まで1週間/歓迎ゲート完成

本番へ気合十分 第38回全日本トライアスロン宮古島大会まで残り1週間-。本番を控え、島内の各コースでは試走するトライアスリートの姿が多く見られた。開会式・表彰式の会場となるJTAドーム宮古島には「歓迎ゲート」がお目見え。ランやバイクのコース沿いには応援幕が設置…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!