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2013年4月7日(日) 9:00

豊岡さん、故郷で熱唱/イチャリバーズ

サンゴ保全でライブ


宮古初ライブで歌うイチャリバーズの豊岡正司さん(左)と玉城真澄さん=6日、伊良部国仲の女性・若者等活動促進施設

宮古初ライブで歌うイチャリバーズの豊岡正司さん(左)と玉城真澄さん=6日、伊良部国仲の女性・若者等活動促進施設

 関東で活動する島唄バンドで、宮古島市出身の豊岡正司さんがリーダーを務める「イチャリバーズ」のライブが6日、伊良部国仲にある女性・青年等活動促進施設で行われた。宮古周辺海域のサンゴ保全や、地元住民と宮古で暮らす本土出身者および観光客の交流を目的とするチャリティーライブで、観客は島唄に酔いしれながら自然保護の思想を共有した。



 ライブの名称は「e-Loveライブ」。宮古島と伊良部島に対する愛、思いを名称に込めた。このライブでの収益金の一部はオニヒトデの駆除活動費として伊良部漁協に寄付する。


 イチャリバーズは、関東圏を中心に沖縄料理店やライブハウスで活動。リーダーを務める豊岡さんは「豊岡マッシー」、女性ボーカルの玉城真澄さんは「シーサー玉城」として関東地方で親しまれている。


 この日のライブ観客の中には本土から駆け付けた人も。豊岡さんと玉城さんのユーモアあふれる語りと島唄を楽しみながら地元住民と交流を深めた。イチャリバーズは「なりやまあやぐ」や、サンバ風にした「花」のほか、オリジナルの曲も複数披露。豊岡さんは三線を片手に歌声を響かせた。


 豊岡さんは「なりやまあやぐを宮古島で歌うことが夢だったので、実際にステージで歌ったときは涙が出そうになった」と感慨深い様子。「ぼくにとって宮古島は生みの親。美しい宮古の海からサンゴがなくなるようなことがあったら大変だと思う。歌を通して少しでも協力していきたい」と話していた。


 この日のライブには新風太鼓やフラダンスグループも出演して盛り上げた。観客は一緒に歌ったり踊ったりしながらイチャリバーズのライブを満喫していた。