04/20
2024
Sat
旧暦:3月12日 友引 甲 
社会・全般
2013年4月13日(土)9:00

山本さんの支援に感謝/宮古市立田老第一小

被災地からメッセージ届く


田老第一小学校から山本さんのもとに届いたメッセージリーフレット

田老第一小学校から山本さんのもとに届いたメッセージリーフレット

 東日本大震災被災地に激励の絵手紙などを送る活動を行っている岩手県盛岡市出身で宮古島在住の山本良子さんの元にこのほど、岩手県宮古市立田老第一小学校(市村章校長)から、被災後の歩みや子どもたちの元気な様子を伝えるメッセージリーフレットが届いた。山本さんは「宮古島の気持ちが力になっていればうれしい」と語った。


 山本さんは大震災発生後、新聞やテレビを通じて宮古島市民に被災地への絵手紙を募集し、母親の故郷である宮古市に送ったほか、2011年6月には宮古特別支援学校の児童生徒や砂川中学校、西辺中学校、上野中学校の生徒たちが製作した激励の絵手紙や新聞、市民から寄せられた絵手紙約300枚などを田老第一小学校と同第一中学校に届けた。

 そんな山本さんの元に、「支援いただいている皆様」宛として同小学校から、震災後に学校の歩みや街の様子、復興への思いや支援への感謝の言葉と児童の写真が掲載されたメッセージリーフレットが届いた。写真に写る児童たちは「希望」、「復興」、「未来」、「元気です」、「ありがとう」、「絆」などのメッセージを手に笑顔を見せている。

 山本さんは「笑顔とメッセージを発信することで、応援してくれている人たちに恩返しをしようとしてくれているのだと思う」とした上で「ただ、復興状況は進んでいないところもある。笑顔で自分たちを励ましている部分もあるのではと思うと複雑な思いもあるが、2年という時間が経過して、こういうメッセージを発信できるまでになったのだと思う。宮古島の人たちの気持ちが届いて、力になってくれていればうれしい」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!